絶炎・19 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。




















「読んで改めて思ったけどさぁ、ほんとにいつも頑張ってんだな…」

「それしか出来ないだけです」

「何回でも言うけど、頑張り過ぎるなよ?」

「…はい」



これは、大野さんの言う通り、いつか読んでもらえる時まで

段ボールの底へ仕舞っておこう





「これ、続きは?まだ途中だろ?」


「まぁ…そうなんですけど」



どこまで書いたら終わりなのかよく分からなくて


救世主のように現れた大野さんと、大野さん家のことは感謝を込めて書けたけど


ここから先のことは現在進行形な気がして書ける気がしなかった




「次に書くときはニノの幸せがいっぱい溢れるノートになるなっ」

「…幸せですかぁ

あるかなぁ?あるのかなぁ?」



あるといいなぁ~




「あるよ、第二部はラブ満載だし」



…ラブ

ラブラドール?トラブル?



「なんのラブですか?」

「愛のLOVE」

「……は?」

「櫻子と付き合ってないよ、コクられたけど断った」



へぇ~ 知らなかっ……えっ?!



「付き合ってないんですか?!」

「うん、すっげぇ気になる奴が居たから」

「ぇえーー?!」

「櫻子を好きだなんて言ったことないだろ」



どう見たってお付き合いしてる感じだったのに…

櫻子先輩はフラれたのにあんなに気丈に振る舞ってたの?



う~わぁ~…大野さんってば罪な人だぁ



「気になる奴が気になり過ぎて他の奴を構ってる暇なんかなかったよ」



…ん?


ちょっと待って、練習は?

したよね、大事な人とする前に練習って

この前も、キスの練習、したよね?



「好きだよ、ニノ」

「ありがとうございます」



あれには、なんの意味があったんだろう



「ニノ」

「はい」



さっき言ってた気になる人とそうなった時の為の練習かな



「好きだ」

「俺も好きです」



そっかぁ、誰かなぁ…大学の人かな?




「こっち向け!」



大野さんの方を向いてたのに、顎を掴まれて睨まれた



「…向いてますよ?」

「好きだって言ってる」

「はい、聞いてました」


「お前で練習なんかしないって言ったこと、覚えてたんだよな?

あの時のセックスも、この前のキスも、練習じゃねーから」



セックスもキスも練習じゃない



どういう意味?

















つづく