再び部屋の中へ・3 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「ゃっ…う…あっ」



ビクンッビクンッと跳ねながら、泣き声にも似た声を出すカズ



「好きだよ」

「んっ…ぁっ…」

「好きだ」



何度伝えても、溢れてしまう



あの部屋で初めて出会った時から、この劣情があった

俺は、カズに引き出されるんだ






舌と唇が白い肌を染めた後

足を開かせて、抱き起こした



力の抜けた上体を胸で支えながら、ゆっくりと後ろを広げる



「ん…ゃあ…」



ソコはもう柔らかいのに、脇腹に触れてる足が震えてた




こうして時間を掛けて抱こうとすると、あの部屋では分からなかったことがたくさん見えてくる



肌を重ねることが苦手

好きって想うことが苦手


好きって想われることが苦手

委ねるのも、頼るのも、苦手



だからと言って、一人で生きます!なんて現実的じゃないことを望んでるわけでもない





「休憩しよっか」

「…え…ぁっ」



広げた場所から指を抜いて、ベッドの側に置いてある箱に手を伸ばす



自分と、カズの口にも一本咥えさせた



カチッ


ふぅ~



二本の煙が揺れる




「俺の肌、慣れた?気持ちいい?」

「ぶっ…けほっ けほっ」

「全然ダメ?」

「…なんてこと聞くんだよ」



煙吐く振りして顔を逸らしたけど、肌はふわふわ~っと反応してる



「赤い糸が固く結ばれる前にさ、聞いておこうかと思って

この肌、どう?」

「人肌は…苦手」



そうだよね



「でも…サトシのは…合う気がする、かな」

「俺も、カズの肌とぴったり合うな~って思ってた」

「…そうなんだ」

「重ねることが初めから決まってたみたいにぴったりだよね」

「ね?…ははっ」



言葉で確認して、少しだけリラックスしてくれたのが分かった



それが重要ってわけじゃない


だけど、刹那的ではなく育みたいっていうのかな


好きな人とのドキドキ初体験だからね




灰を一度落とす頃には、足の震えが止まってた


咥えてたのを受け取って、二人分の火を消す



「だからさ、俺に合わせて感じてみない?」

















つづく