潤様VS翔様・15-1 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「優しくしたいのに…早く貰いたくてこんな顔になってた」



行為だけではなくて、人と深く関わることにも不安があるんだろう

それを受け止められないようでは駄目だ



「ごめんね」



欲を噛み殺して、微笑んだ



「…うん」



元より人を疑わない気性なんだよね

真っ直ぐ過ぎて、人知れず傷付くんだろう



「潤」



だから、俺に僅かでも偽りがあってはならない



「…ん?」

「口付けして欲しい

欲に溺れてたから、潤を貰う前に清めたい

その唇で、お願い」



この人を支えるのは俺なんだから





ふわりと触れた唇



間近で見つめ合うと、髪を掴んでいた手が離れていた



「いい?」

「…ん」



怯えていた瞳が期待の色へ変わる



不安気な潤もかなりいいけど、これは初夜だから

大切に慈しもう