旅立ち・11 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。



こちらのお話は『再会』の続きです。





















トイレへ駆け込んで、下を全部脱いだ



この服は先生から借りたやつ

汚すわけにいかない




「んっ…んんっ…くぁっ」



とにかく一回イっちゃえば大丈夫だろうと

自分の手で慰めた



「はぁっ…はぁ……あ…れ?」



治まってない…?



なんで?!




「やだ…治まって…治まって…お願いっ」



いつものようにやったのに

ちゃんとイったと思ったのに

身体は敏感なまま、ますます熱くなっていく



「んんっ…んんっ…治まって…治まって!」



見たこともない大きさに

強く握るのが怖くなる



今まで経験したことのない自分の身体の変化に

対応出来なかった




「どうしよう…どうしよう…

先生に気持ち悪いって思われちゃう…」



これを治まらせないと、ここから出ていけない

手がダメなら、何かに擦り付けたらいいのかも…?



でも、もう動くのも辛い



「…どうしようっ…っ…ぅっ…」



蓋をした便座の上に座って

足を閉じられない状態のまま

涙がボロボロこぼれ落ちていく





コン コン



『ニノ?』



ドアがノックされて、先生の声がした




「は…はいっ!」

『大丈夫?』

「…大丈夫ですっ」

『薬、買ってこようか?』

「すぐよくなりますのでっ

大丈夫ですっ」



『…声、どうしたの?』

「…こえ?」

『泣いてるの?』

「泣いてません!大丈夫ですっ」



『…ここ、開けて?』

「…トイレしてる途中なのでっ」

『開けて』

「……だから…トイレ…なので…」

『そう、分かった』




トッ トッ トッ トッ…



足音が遠ざかっていった





「…ぁ……先生…」



心配してくれたのに…


絵を描くのを中断して、わざわざ来てくれたのに…



でも、どうしたらいいの…



分かんないよ…

















つづく



明日の更新、お休みします。