ぶいもにご用心♪・18 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「待て~♪」

「やだーっ」



「しよ~♪」

「やだーっ!」



「しますっ!」

「きゃは~っ」



逃げた背中を後ろから抱きしめて

二人でベッドへと倒れ込む




「電気消さないでやっちゃうからね!」

「…えっ?!」

「いっぱい見て、声もいっぱい聴いちゃうからね!」

「や、やだっ」

「やだやだ言ってると、俺とエッチ出来なくなっちゃうんだからね!

それでも…いいんですか?」



「……」



「…ほんとにやだ?

俺に見られるのも、俺に聴かれるのも

本当に…嫌?」



俺を見つめ返す瞳に熱が宿って


トロンと潤む



「恥ずかしい…だけで、嫌じゃないもん」




あぁ…可愛過ぎるぅー!!





今まで見れなかった大野さんをたくさん見て



今まで聴けなかった声をたくさん聴いて



いっぱいいっぱい抱きしめた




はぅ…幸せ過ぎる…





なんだか色々あったけど、これは作戦成功…かな?

















「大野さんっ」

「ん~?」

「写真届きましたよ!」

「ほんと?!見たい見たいっ」



家に届いた茶封筒を開けると


"掲載する決定稿"と書かれた帯に


写真が数枚、束になっていた



「これが雑誌に載せるほうですって

おー!腰から下だけだけど、大野さんって分かる!」

「わー!自分じゃないみたい」

「格好いいね!」

「えへへっ ありがとっ」



そしてもう一束


"ボツ"と書かれた帯の写真が数枚



「で、こっちがボツになったやつで……なっ!」

「どれ~?」

「あ、いや…これは…」

「俺も見た~いっ」

「…ダメです」

「えー!なんでー!」

「ダメなの!」






よく晴れた日



庭の芝生の上で、楽しそうにじゃれあう少年達




一人が優しい顔で唇を重ねると



もう一人はとろけそうな…今にもイってしまいそうな顔で

上から覗き込む少年を見つめていた







「顔…写さないって言ったのに!」

「見せてよ~ ニノ~」

「ダメです!」


「見せて~」


「ダメ!!」


「ニノの意地悪っ!」




だって…見せらんないよっ



俺、いつもこんな顔してんの?!



こんな…好きで好きで堪らないって顔しちゃってんの…?




いやぁー!恥ずかしー!




…でも、なんだか不思議な気分



すごく恥ずかしいけど、胸がポカポカする




…大野さんもそうなのかな?





よ~し!



今日も可愛い大野さんをいっぱい抱きしめちゃおう♪





















終わり