二宮さんご生誕記念祭・4 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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※BL妄想日記です


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祝☆二宮さんお誕生日企画第四段『虐められたい』





















日付が変わってから誰とも会わず

誰とも話さず

一人で待っていた



仕事が終わって帰ってくるまで、あと何時間…?






『布なんか身に付けてたら触らねぇからな

玄関で待ってろ』



お昼に届いたメール



嬉しい…



今日は触って貰えるんだ




いつ帰ってきてもがっかりされないように

廊下の隅で

全てを脱いで、待つ



玄関先に住人の足音か響く度に

身体がいちいち反応する…



「ん…翔ちゃん…」




ヌくことは、禁止されている



俺は翔ちゃんのモノだから

それは当たり前な約束で

俺の身体は

翔ちゃんに愛されないなら

存在している意味がない



だから、翔ちゃんが見ていないところで

イクことはしない



どんなに触れてもらえない日が積み重なっても

翔ちゃんを想って身体が疼いても

翔ちゃんが抱き締めてくれるその時まで

翔ちゃんから「いいよ」と言ってもらえるその時までは、絶対に、しない



どんなに溜まろうと、そんなことは関係ない



例えそれが一生続いても

例え身体の中で腐ろうと

翔ちゃんがいいって言うまでは、イかない



俺の、当然の日常





「翔ちゃん…翔ちゃん」



31歳になってから

翔ちゃんの名前しか呼んでないよ



だから早く…



翔ちゃんでいっぱいして…











いつもよりずっと遅くに帰ってきた翔ちゃんは

すでに腹につくまで反り返った俺を一瞥した



「俺が帰ってきただけで、もうそれ?」


「うん」


「お前、あの約束…ちゃんと守ってんの?」

「うん」

「薄かったら許さねぇからな」

「…ちゃんと濃いよ、翔ちゃんだけのモノだから」

「ふ~ん…じゃ、イイ子にしてた奴に

ご褒美あげないと」

「なにっ?!」

「誕生日、おっめでと~」

「ありがとう!」



大好きな人からおめでとうって言って貰えた!



嬉しいっ




「あ~疲れたぁ」


「おつかれさまっ」


リビングに入っていく翔ちゃんの後についていく

















つづく