映画「アナログ」 | にのなつのブログ

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主にアラシゴトとワタシゴトを書いています。ワタシゴトは、その日に出会った美味しい食事、片頭痛、英会話のお話がメインです。

ものすごく久しぶりの投稿です。

映画「アナログ」を観てきました。


後半止めどなく涙、涙。。

帰りにパンフレットを読んでて、思い出して、また涙。。。

消化しきれず、感想を少し書いてみようかと思い立ちました。


友情の温かさ、親子の温かさ、家族の覚悟、

そして、全てを受け入れて愛することの覚悟と幸せ。

後半に起こる「悲劇」の数々に対する、登場人物皆さんの、相手を思いやる温かい心が琴線にふれました。


特別なことはなくて、

リアルに存在してるような悟の佇まい。

隣のテーブルを見てるかのような自然さ。

やり過ぎると途端に不自然になりそうだけど、

ニノや皆さんのナチュラルな演技力や監督の統率力などによる絶妙なバランスが、リアルさを成立させていました。

これまでのどの役とも違う、ニノが作り上げた悟の表情がとても良かった。。

二ノのファンで良かったと、心から思う1本です。


今のこのご時世、この大波乱によって、

こんな素晴らしい俳優をもし失うことになるなら、

本当に罪深いことだと思います。


上質な恋愛映画でした。

タカハタ監督、ニノを起用して、こんな素敵な映画を作ってくださり、このタイミングで上映してくださり、ありがとうございました。




そして。


このアナログを書いたときに、ビートたけしさんの頭にあったみゆき像は、竹内結子さんだったとネット記事で読みました(真偽不明)。

竹内結子さんのファンを公言していたニノと共演してほしかったな、という思いもあり。

私自身が竹内結子さんのファンでもあったので、

エンドロールを観ながら、密かに彼女にも想いを馳せて。。


でも、波瑠さんのみゆきもとても素敵でしたし、波瑠さんだからできたみゆき像だったと思うし、

波瑠さんのみゆきだからこそ生まれた悟もいるはず。


愛する相手にどんな不運が訪れようと、全てを受け入れる覚悟をした悟。

綺麗事だと思う方もいるかもしれませんが、

本当に愛した相手なら、どんな姿でも、一緒に居られること、それだけが幸せなんだと思います。

その気持ちがわかるがゆえに、登場人物皆さんの心の動きの優しさが伝わってきました。


…ビートたけしってすごいわ。。と改めて。


まだご覧になってない方は、是非。