妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。
「潤・・・急に動くなって!」
潤に引っ張られてよろけた翔が抗議の声を上げるのをスルーして、
「このままだとまたTシャツ切らなくちゃいけなくなるし、服を脱ぐ間だけ手錠外して!」
潤は手錠で繋がれた左手を上に上げて見せ、鎖が重い音を立て翔の右腕を引いた。
「(ス)脱ぐとこも撮影できる条件なら・・・」
「・・・変態!」
「(ス)何を言っているんですか?全国200万人のファンが求めているんですよ?」
「・・・仕方ねーなぁ(今は鍛えてて自信あるし許す)」
「・・・分かった(また昨日みたくなったらしょおくんの顔を見られなくなりそうだからやむを得ず許可)」
「(ス)では」
カチャリと音を立てて鍵が解錠され2人は着ていたTシャツを脱ぎ捨てる。
「・・・つかさ、もう今日はこのままで良くね?今日の必要な素材は十分揃ったろ?」
「(ス)ダメですよ櫻井さん、ファンを騙すような真似をしていいんですか?ね、松本さん?」
「・・・う。個人的な感情としてはこのままがいいけれど、不正するのも・・・嫌かも」
「お前・・・なんでそんな真面目なんだよ?」
「だって・・・これが俺の性格だし」
「あー・・・もう、分かったよ。でも、昨日みたく風呂とかトイレとか一緒に寝るのを真っ赤になってて照れるのとかダメだからな・・・何か変な雰囲気になるじゃん」
「ちょっと・・・しょおくん!」
「あっ・・・ヤベっ」
ニヤニヤ顔のスタッフの視線に気がついた潤は逆ギレ状態で、
「だって仕方ないでしょ?普通に考えて、自分以外の誰かとある意味で超絶プライベートゾーン的な範疇でのことを一緒にやるんだよ?やっぱ恥ずかしいって!」
慌てて言い訳を始める。
「だから、お前が恥ずかしがると俺も恥ずかしくなるんだって」
「そんなこと言っても・・・むしろしょおくんがガサツすぎるんだってば」
半裸の男2人の会話じゃないな。
と、スタッフ一同笑いを噛み殺しながら、
「(ス)仲がいいですね、お二人とも」
揶揄うようにそう言った。
「違っ・・・仲がいいとかそういいことじゃないだろ?!」
「そうだよ・・・自分たちが仕掛けた・・・仕事でしょ?」
「(ス)はいはい、では、そう言うことで。あまり期待はしませんがハンディもお渡ししておきますよ」
言うが早いか素早く2人の腕に手錠をスタッフが装着する。