妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。
「ま、今日はこのくらいにしといてやるか。じゃ、貸し1ってことで」
「なんで俺が借りることになってるんすか?!」
「キスしちゃう?」
「・・・借ります・・・借りるから悪い冗談は止めて!」
「・・・オッケー」
漸く圧力が緩んで、ゆっくり起き上がってO田くんの背後にいる潤の方向に恐る恐る視線を動かして、
「・・・終わった」
俺がそう呟いて天を仰ぐと、
「ま、頑張れや」
この騒ぎの主犯格であるはずのO田くんは、他人事のように俺の肩をポンと叩いて爽やかに道場を出て行った。
その背中を恨みがましい気持ちで見送り、また潤に視線を戻す。
赤と紫と黒の怒りのオーラ&【💢】が噴出しまくりの潤が、ワナワナと怒りに震えながらこっちを睨んでいる。
さすがに先輩すぎるO田くんを前に下手なことはできなかったのか、彼が道場から姿を消した瞬間に潤が俺に駆け寄って道着の前を掴んで揺する。
「落ち着け・・・潤」
既に俺の純白の柔道着はその役割を果たしていなくて、上半身を露出した形で潤の前に置かれていた。
「なに好き勝手されちゃってるの?!」
ガルガルしている潤の言い分が理不尽に感じて、
「先輩相手に下手できないだろ?」
「だって!」
「お前だって、家康で耳齧らせてたじゃんか!そっちの方が酷くね?しかも1回じゃなかっただろ?!」
あと、ラブシーンみたいなのもあったじゃん!
動画でその部分だけまとめられてんの見たけど、あれこそヤバイだろうが?!
「あれは仕事じゃんか!周囲に人だってたくさん・・・!」
「でもカプッってされてじゃん、リアルにさ?俺は倒されただけで濃厚なスキンシップはねーぞ?」
キスされそうになったけど。
なんていうことは絶対に言わない。
つか、あれもO田くんの悪い冗談だし。
長年の付き合いが故、どこが弱いのかを的確に熟知しているからこその行動・・・俺を追い詰めるには潤を使うのが一番であることに間違いない・・・クソッ。
「俺は責めなかったぞ?O田くんに好き勝手されてたお前のことをさ?」
俺がそこまで言うと、
「・・・・・・」
潤は無言で俯いてしまった。
シューっと怒りのオーラが消えシュンと肩を落とした潤に、今度はこっちがアワアワする番だ。
「なんだよ・・・どうした??」
そう声をかけながら潤の肩を掴むと、
「・・・そうだよ、翔くんってばその件に関しては何も言ってくれなかった」
涙目で上目遣いで睨まれて、
「は・・・?」
間抜けな声が出てしまった。
*****
長くなったので後編は2つに分けました💦
体調に関してはちょっと熱出るかも?でナメてました。
喉・咳と鼻水少しから先行、翌日の発熱でした。
ちょっと…程度の体感だったのにまさかの39℃越え。
簡易検査キットだけど3回キッチリ奥まで突っ込んで(おやすみしてるけど医療従事者だし)陽性でなかった。
で、インフルエンザも陰性…つまりは普通の風邪…いや…熱高すぎ←でも倦怠感もさほどないんだよねぇ。
小学校低学年まではしょっちゅう扁桃腺腫らして高熱だったから、喉は弱いんだと思う。
今日、旧正月の大晦日よバカ!
時期が悪すぎて泣く…。
熱のトップは37.5まで下がったけど、体力弱ってお腹まで
はぁ。