妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。
「つか、そっち?!」
「翔くんが怒ってくれなかったから・・・俺、けっこう傷ついた」
「いやいやいや、待て待て待て。あのさ?俺たち仕事に関しては基本的に口出ししないって約束したじゃん」
「・・・した・・・けど」
「だからさ?あれを怒らなかったからって言われても・・・マジごめんだけど、そこまで空気読めなかったわ、俺」
「だって・・・」
まさかそんなトコで拗ねてたなんて・・・と。
しかもアレ、後でO田くんが家潤を【食える】って思ってやったとかなんとか・・・もう、O田くんって俺らにとっては本物のトラブルメーカー?!
・・・でも。
「可愛いなー・・・潤は」
俺が怒らないからって拗ねる潤って最高に可愛い。
「・・・何?」
「いや、だから可愛いなって」
「ウルサイ」
「可愛い」
「しょおくん・・・」
「可愛い」
「ねぇ・・・」
「可愛い」
「・・・もう止めて」
・・・恥ずかしくて溶けちゃう。
真っ赤になって顔を手で覆ってしまった潤にキスの一つでもぶちかましてやるか。
そう思って潤を引き寄せて軽く唇同士を触れさせて、予想と違う感触にびっくりして慌てて。
「熱い・・・お前・・・熱、あるんじゃん!」
そこに感じた熱は、ひどく物理的なもので潤の感情云々でそうなる種類のものではない。
「え・・・熱?」
半袖姿で茫然としている潤を黒いダウンジャケットで包んで、急いでタクシーを手配して脱ぎ捨てた私服を適当に拾い上げて、柔道着の上からコートを羽織った。
「しょおくん・・・」
「えっと・・・解熱剤とゼリー・・・プリンにアイスとお粥とか・・・」
潤を片手にブツブツと独り言のように呟く俺を見ると、
「ふふっ・・・」
潤は笑って、色々な意味で熱を帯びた潤んだ瞳を俺に向ける。
「・・・?」
「いや、俺・・・幸せだなって・・・大好きな人にガチで心配してもらえる幸せ・・・その柔道着、今度は俺のために着てね?」
そんな可愛いことを言って身体を預けた潤の熱を感じながら、
「幸せなのはこっちだ、バカ」
そんで潤と柔道着プレイか・・・悪くない。
なんて心の中で呟いてみる。
そんな俺と潤の姿を、陰からO田先輩が満足げに眺めていたことを俺は視界の端で捉えてゲンナリする。
最後の最後までなんなの・・・なんの意図があるんだよ?
O田くんの行動って、マジで時々意味不明。
つか、O田くんにとって俺と潤は楽しく遊べる道具なんだろうな。
いや・・・先輩。
お願いだから俺らをおもちゃにするのは止めてください←
(終)
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体調のご心配をいただきありがとうございます💦
熱は昨日の明け方が最後だったようです。
で、この時・・・初めて発熱で「気持ちいい」って思っちゃったんですよね←
いや、さすがに38度とか39度とかの時は頭痛くてめちゃくちゃ辛かったよ。
でも昨日は37.5度。
「寒い・・・まだ出るのか」からの「あれ?ポカポカして気持ちいい」に変わってフワフワした気分で眠りにつけたという不思議な感覚。
でも、やっぱ熱は嫌ですね←