妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。

 

 

 

 

・・・不思議な人。

 

さっきまで怖くて仕方なかったのに、実際に接してみると・・・失礼を承知で表現させてもらえば【可愛い】感じのサトシ様。

 

わざと小首を傾げてサトシ様の表情を伺うと、目に見えてオロオロとしていて、その姿をジュン様とショウ様が苦笑しながら眺めていました。

 

マサキ様の作戦勝ち、そう言われても俺を拒否する意思はないみたいで少しホッとしました。

 

得体の知れない人の所に送り込まれるよりサトシ様がいい・・・ほんの短時間で俺の感情は180度変化していました。

 

手続きを終えて戻ってきたマサキ様に【猶予をくれ】と訴えていたサトシ様でしたが。


既に引き渡しに何の問題もないことを理由に、俺の所有権はそのままサトシ様へと引き継いだマサキ様。


俺自身のことも、この瞬間からからサトシ様に委ねようとしているマサキ様。

 

けれど、サトシ様は色々と理由を付けては、俺のことを遠ざけようとしているように見えて悲しくなってしまいました。

 

改めてマサキ様とサトシ様での話し合いの場が持たれ、その時間、俺はマサキ様の背後で待機。

 

サトシ様は俺の取り扱いに困っているみたいで・・・どうも、個人的に・・・その。

 

夜のお世話まで込みのサーバントを所有するのが初めてみたい。

 

とても地位が高そうな方なのに・・・変な方。



本編はこの辺りです。