妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。

 

 

 

「さ、向こうは盛り上がってきたみたいだし、スピーカー切るぞ」

 

2人の秘め事まで盗聴する趣味はないからな。

 

スピーカーをオフにした俺の右手を松潤が掴んだ。

 

「このままじゃ眠れないんだけど・・・翔さん。ニノのあんな声聞いちゃったらさ」

 

「こっちはこっちで楽しもう?」

 

言うが早いか智くんが馬乗りになって唇を重ねる。

 

「う・・・んっ・・・明日仕事だから・・・加減して・・・あっ!」

 

松潤の手が下 半身に伸び、

 

「何だ、翔さんも反応してるじゃん」

 

下着の中に侵入した手が、弄 ぶようにそれを撫で上げる。

 

「ね・・・俺もそっち側やってみたいんだけど・・・」

 

「ダーメ、それじゃここのコンセプトが壊れちゃうだろ?翔さんは可愛がられる役回りなんだってば」

 

「・・・んっ・・・あ!」

 

松潤が俺の後ろを探るように手を動かし、ゆっくり指を沈 めるような動きを繰り返す。

 

「そうだよ、こういうのって向き不向きがあんの。翔ちゃんは、こっちでしょ?」

 

しつこく口 腔内を攻 めていた智くんの舌が首筋から鎖 骨へと滑り、ムズムズとした感覚にカラダがピクリと揺れる。

 

「だって・・・これじゃ俺、もう女のコとのセッ ク スできなくなりそうで・・・」

 

その言葉を口にした瞬間、

 

「ああっ・・・あ・・・や・・・出るっ!」

 

松潤の指がグッとイ イ所を刺激して、智くんがはだけたパジャマの下に隠されていた突 起を軽く噛んだ。

 

同時に与えられた強い刺激に、俺は呆気なく己の熱を放つ。