妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。
(翔語り *にのあいあり*)
ニノと相葉くんの様子がアヤシイ。
それに気が付いているのは俺だけなのか、智くんも松潤も何も言わない。
あの日の夜以降、割と頻繁に秘密の部屋へと集合し、ハーレム状態で過ごす時間が増えていた。
毎回セ ッ ク スすんのはさすがに負担になるから、その部分の決定権は全て俺に託された。
食事させてもらって、誰かの膝で甘えて、風呂に入れてもらって。
とんでもない衣装着させらることがあるのは偶にキズだが、添い寝してもらうメンバーを指定できるのも俺。
ま、やらないにしても、一連の過程でちゅーしたり、抜き合う程度の触れ合いはあったりする・・・とにかく俺中心でこの小さな世界は動いているわけだ。
だから言うわけでもないのだろうが。
いや、ここにいる時は基本、4人は俺に注目してるから・・・余計に智くんと松潤は気づかないのかもしれないな。
ニノと相葉くんの纏う空気感の変化に。
俺に示してくれる愛情や態度は一切変化を感じないが、あの2人がお互いを意識し合っていることは間違いない。
特に相葉くんなんて、ちらちらニノのことを目で追っていて、ニノはニノでそんな相葉くんに視線で牽制をかけている気がしてならない。
絶対、あの2人には何かがある。
そう確信した俺は、ある作戦を実行することにした。