富良野市の中心部から20分ほどの 山部町 ここにソーラーパネル4000枚を超える、いわゆる「メガソーラー発電施設」を建設するというので、地元説明会が開かれました。
少し驚いたのが・・・
まず、入り口で、山部地区の住民かどうかを聞かれ、違うというと、他の地区の人向けの受付で、身分証か名刺の提示を求められました。確認して受付したら、地域外の人は青いテープの後ろの傍聴席にお座りくださいと案内されます。
そして、説明が始まると資料のパワポを寸分狂わずにきちんと読み終えたら、地域の方からの質問をお受けします。と続く・・・
良いとか悪いとかではなく、とても違和感を感じます。
ソーラー発電は数々の不祥事や、乱開発に繋がったり、地元での対立が起こり、問題になっているケースが多かったこともあり、政府がかなり厳しいガイドラインを作っています。(少し予習をして聞きに行きました!)その中には、地元への説明会の開催についてのガイドラインもあります。説明会を開催する事だけでなく、必ず説明するべき内容や、説明会を行うにあたり、2週間以上前に戸別訪問や、全戸へのポスティング、回覧などで必ず情報を届ける事まで網羅されており、守らなければ許可が出ない仕組みになっています。
説明の内容はそれに準拠しており、読んだ内容も、会社の規模も、国で決められた廃棄処理のための最低金額の積立金もすべて書かれています。環境アセスメントにも抵触せず、法律的にも問題ないのだと思います。平らで、森林でもないので、できた後の災害にもつながらないでしょう。木工所の跡地なので、平坦で、工事費用も安くなり、経済性も、合理的です。
でも、モヤモヤしています。
それは、市街地(旧山部駅の裏あたり)で、周りは普通に住宅街です。昔は山部は富良野市とは別の自治体で、山部町としてありました。その後富良野市と合併したのです。今は昔の賑わいはありませんが、やはり「市街地」と呼ばれています。
山部地区の人たちは、いつも街つくりについて前向きで、町おこしのNPOがあり、昔ながらの「山部ドライブイン」も地域で残そうと頑張っています。うらやましいくらいの、地域独特の愛着や誇りを感じます。
だからだと思います。 この違和感。
町の中心に4ヘクタールものメガソーラーの建設は、今までの「街を盛り上げたい」という活動と「対極」に映ってしまいます。
私はどちらかというと、水力発電や、太陽光発電などに代表される(自然エネルギー)を現代の技術でより効率的なものにして使っていく事こそが、環境問題や、放射性物質を押し付けあう問題を解決できる方法の一つだと思っています。
しかし、それは人の想いや、誇り、とのバランスでこそ良い物にできると思います。
今まで育ってきた町、遠い昔から神の山を見ながら生活してきた場所の真ん中に、経済合理性があるからと、メガソーラーを建設します。と急に言われて、良いね!と言えるのか?反対をする人たちに、どうしようもないでしょ!って言えるのか?
最終的には地元の人たちの想いだとは思うけど、どちらか 0、100ベースで決めるべきではなく、将来の事も話し合って、決めて行けるようになれば良いと思います。
私は、自然エネルギーには肯定的ですが、「あの場所」に「今」計画を上げるのには違和感があります。
どこならいい?と言われたら即答できませんが、もう少し「街への想い」と折り合いがつく場所もあるのではないかと思います。
この議論が「この計画に反対なら、太陽光発電に反対で、それなら原発に賛成するのか?」みたいな極論にならないように願います。







