精子と卵子の合体によって、受精が行われます。

 

精子のミトコンドリアはゼロで、卵子のミトコンドリアは10万個受け継がれる。

 

精子は、解糖系なので冷やしたほうが分裂する。

 

解糖系とミトコンドリア系の違いを簡単に。↓

 

解糖系は、酸素を使わず、糖質を分解してエネルギ―をつくり出します。 ミトコンドリア系は、酸素を使って、食事で得られた糖や脂肪、たんぱく質や解糖系で生まれたピルビン酸を材料にエネルギ―をつくり出します。

 

 

エネルギーの作り方の違いによって、解糖系は”瞬発力”が生まれ、ミトコンドリアは”持続性”がある。

 

男性が睾丸を冷やすといいのは、解糖系だから有効なのです。

 

精子を作ることが”男性の活力”になるという過去投稿(noteに投稿済み)を参考にして下さい。

 

60歳以上になると、性欲や元気がなくなりがちなのは、精子を作る解糖系が失われていくからです。

 

つまり、ミトコンドリア系が有利になる。

 

高齢になると、ゆっくりした生活や癒しなどが求められる理由です。

 

60代以降で、若い頃のように激しく運動すれば、健康に悪い(寿命が短い)だけでなく、極端に”老け”てしまいます。

 

当然、解糖系も弱まるために、男性の射精による精子の量の減少により妊娠確率は下がります。

 

つまり、解糖系とミトコンドリア系は年代によりバランスが変化しているのです。

 

10代は解糖系がマックスな状態なので、子供は”超元気がいい”ということになります。

 

子育ては、室内でゲームばかりに興じるのではなく、日中は外で身体を動かした方が健全な身体作りが出来ます。

 

20代から50代ぐらいまでは、解糖系とミトコンドリア系を調和させることが大切になる。

 

「調和させる」とは、頑張り過ぎなくて、楽(ラク)もし過ぎない状態です。

 

言い換えると、頑張りすぎても、楽(ラク)し過ぎても病に倒れるか死んでしまいます。

 

深夜まで起きていないことや、睡眠時間なども重要になる。

 

”適度な”ストレスのある生活を推奨します。

 

「適度」とは、人それぞれの遺伝子や生活習慣(食含む)によりストレス強度に違いがあるので、身体の僅かな変化にも気をつけながら調整することです。

 

要するに、20代から50代は解糖系とミトコンドリア系を「調和する」ことが上手くいけば、”活力”を維持・増強出来ます。

 

例えば、肉体的にも精神的にもストレスの多い生活環境であれば、調和するための、ミトコンドリア系を重視(活性化)する生活がとても重要となります。

 

60代以降は、解糖系より優位になる、ミトコンドリアを活性化したり増やすことに生活習慣を組み立てると、若い頃の”活力”が取り戻せます。

 

特に、ミトコンドリア系は、免疫力と自然治癒力を高める為にも重要な役割を果たします。

 

ミトコンドリアの活力化は、日々の生活においては、適度な運動、適度な食事、適度な寒冷刺激、適度な癒し、適度な日光浴、温かい入浴、7時間睡眠、夜更かししない などで可能となります。

 

最後に、解糖系とミトコンドリア系は、当然、長年(15年前から問題となる)の食生活によっても大きな影響を受けます。

 

60代以降に食が細るのは、ミトコンドリア系を維持する際に必要となるからです。

 

年代により、解糖系、ミトコンドリア系のエネルギー作りに配慮し、活力ある体づくりのための、7大栄養を摂取し酸素を運ぶための食事に留意すべきでしょう。

 

画像
 

 

自らの食生活で不足がちな栄養素は何かを知ることが大切です。

 

食は、ほとんどの日本人が間違った知識しかないので、まずは”食べてはいけないもの”を理解していかなくては”活力”は生まれません。

 

例えば、

・甘いものを食べない

 

・油(特に植物油)を食べない

 

・小麦を食べない

 

・サラダを食べない

 

・乳製品を食べない

 

などです。

 

つまり、日本民族は5万年の歴史で作り上げられてきた遺伝子に適した食生活・日本食を摂ることです。

 

注:”食べてはいけないもの”を完全に否定している訳ではなく、現在の日本人は(遺伝子が全く異なる)欧米人の食文化に偏り過ぎているので、人それぞれの量と回数を問題視(反省)する事が大切です。