”甘いもの”を食べない方がいい理由。

 

みかん、りんご、スイカ、イチゴなどの原種は、1000年以上前から作られはじめ、甘くなかった。

 

例えば、昭和初期には、イチゴを食べる時、酸っぱくて、練乳や砂糖をかけていました。

 

スイカは、ウリの一種で甘くなかった。

 

プリンスメロンもウリの仲間で、甘くなかった。

 

りんご、みかんも同様です。

 

甘いものは、自然界にはほとんどなかったのです。

 

果物は、鳥や動物に食べてもらって、種を糞で撒き散らしてもらわないと種(シュ)が残せません。

 

果物は、動物が秋に食べられて、冬の間土壌にあり、春から目を出すのです。

 

動物が冬眠するために、お腹いっぱいになっても食べられるように、果物は甘いのです。

 

人間は甘いものを食べると、①舌の味蕾で甘みを感じ ②食道で感じ ③胃の出口で感じ ④十二指腸で感じ、4度も甘さを感じます。

 

つまり、満腹中枢が働きません。

 

「甘いものは別腹」というのは、本当のことです。

 

砂糖などの”甘いもの”は、快楽報酬系という脳が働き、前頭葉からドーパミンが出る。

 

ドーパミンが”多幸感”や”快楽”になり、1〜2時間すると、血糖値が下がり、全く逆の”陰鬱””悲しみ”という感情が出る。

 

甘いものを食べ続けると「感情の起伏の激しい人間」になる。

 

怒りっぽい、涙脆くなるのです。

 

さらに、異常に甘いもの食べ続けると「うつ病」にもなる。

 

重度の甘いもの中毒です。

 

「乳酸菌」「食物繊維」「ビタミン」が入った甘い飲み物やヨーグルトなどを食べているのに、甘いものを食べているという自覚がありません。

 

あえて商品名は控えますが・・・、ジョ●、●クルト、L●21、ファイ●ミニ、●1000などのコンビニやスーパーの売れ筋商品です^^;

 

このような飲み物やヨーグルトは、いかにも健康に良さ”そう”な成分で偽装し、結局は”甘いもの”の中毒にして買わせているだけです。

 

「乳酸菌」「食物繊維」「ビタミン」などは、”本当の健康”を考えれば、ちゃんとした食事から充分に摂れます。

 

甘いもの食べると、頭に良いというのも大嘘です。

 

血糖値が異常にあがり、一時的な”多幸感”があるだけで、全くの誤魔化しです。

 

甘いものを食べると、単糖類、二糖類の「糖類」は口腔粘膜から吸収します。

 

血糖値が120ぐらいの人が、甘いもの食べるとすぐに200超になる。

 

そうすると、インシュリンで血糖値を下げようとします。

 

そして、血糖値が下がりすぎると、副腎からホルモンが出て、また上がり過ぎます。

 

これを繰り返すと、副腎の疲労によるホルモン異常で発癌作用が強くなる。

 

自然界には、精製糖のようなチョコ・お菓子・ケーキ・はちみつ・コーラ・ジュースなどの異常な(自然界の何十倍もの)糖度のものは存在しません。

 

糖尿病で「ご飯を食べない方がいい」という大嘘もあります。

 

ご飯は、咀嚼して澱粉を分解し麦芽糖になるが、口腔内では吸収されない。

 

その麦芽糖が、ご飯食べて6時間後に、十二指腸で初めてブドウ糖になり吸収が始まるから血糖値がほとんど上がらない。

 

人間は、エネルギーが必要ですから、糖質は必ず必要です。

 

糖尿病の方も含めて、健康な方にも、ご飯が日本人にはとても適しているのです。

 

どうしても、果物を食べたいならば、食後すぐに食べると吸収が抑えられます。(咀嚼により唾液が口腔内をコーティング状態にしてくれるからです。)

 

朝食替わりに果物(糖)とヨーグルト(糖)で、”健康的”なんて言っているのでは、鬱か癌などの病になります。

 

3時のおやつ(中間食)も、吸収が激しく同様に健康害になります。

 

最後に、糖質を摂るのに、米以外では、うどん、パン、ラーメン、パスタなども代表的ですが、小麦のグルテン問題があり日本人にとっては厳重な注意が必要です。