ストレスで、体内に毒素が出来ます。

 

人がストレスを感じると、

 

基本的に2つの反応を示します。

 

「ファイト オア フライト」反応といいます。

 

戦う(ファイト)ほうの反応は、

 

人が怒りを感じると、

 

交感神経がストレスで緊張して、

 

ノンアドレナリンというホルモンが出てきます。

 

逃げる(フライト)ほうの反応は、

 

恐怖を感じると、

 

交感神経がストレスで興奮して、

 

アドレナリンというホルモンが出てきます。

 

これらノンアドレナリンとアドレナリンは、

 

両方とも体にとって毒素であり健康の障害になります。

 

それらの毒素は、青酸カリよりも

 

強いといわれています。

 

また、ストレスを受けると、

 

活性酸素が大量に発生し、

 

それが原因で、

 

コレステロールや中性脂肪などによる

 

血流障害がおこったり、

 

遺伝子が傷ついたり、

 

過酸化脂質が生成されたりして、

 

動脈硬化や糖尿病、

 

ガンなどの危険性を高める恐れがあります。

 

こうしたストレスによる毒素を、

 

出来るだけ減らすために、

 

ストレスを溜めないことです。

 

そのための方法は、

 

世の中に沢山あります。

 

私が好んで習慣化しているのは、

 

坐禅や瞑想です。

坐禅や瞑想をやっていると、

 

いつも心が軽くなる感じがします。

 

心が軽くなるというのは、

 

心臓をイメージしがちですが、

 

そうではありません。

 

脳内で感じることを、

 

「心が軽くなる」というのです。

 

坐禅や瞑想すると、

 

脳内にα波がでます。

 

α波は心を落ち着け、

 

ストレスを打ち消してくれます。

 

α波が出ると、

 

アセチルコリン、

 

エンドルフィン、

 

ドーパミン

 

といったホルモンが出てきます。

 

 

アセチルコリンは、

 

副交感神経に作用して

 

心を落ち着かせるホルモン。

 

エンドルフィンは、

 

幸福感を味あわせてくれるホルモン。

 

モルヒネより4、5倍強い鎮痛作用もあります。

 

ドーパミンは、

 

快感を味あわせてくれるホルモン。

 

α波が出ていると、

 

ストレスに負けない精神抵抗力がまして、

 

ストレスに立ち向かってゆくことが出来ます。

 

坐禅や瞑想だと、

 

なかなか毎日は無理だという人は、

 

5分間だけでも、

 

何も考えないで過ごすことです。

 

「無」になるという方もいますが、

 

相当の修行を積まなくては難しいものです。

 

静かに目を閉じて静かに座っているだけでも、

 

効果があるかも分かりません。

 

横になって寝てしまうのとは、

 

違います。

 

極端な話、騒がしい

 

通勤電車の中でも出来ます。

 

毎日続けて慣れてくると、

 

スウッと自分の世界に入れます。

 

どくしゃになってね…