日用品・化粧品に使われる化学合成物質で、

 

もっともよく使われるものがあります。

 

代表的な4種類の化学合成物質を紹介します。

 

毎日使うからこそ慢性毒性は危険です。

 

美しく暮らすことの第一の条件は、

 

化粧に時間をかけることではなくて、

 

安心・安全で健康に配慮することです。

 

化学物の毒性について、意見が分かれるのは、

 

それらの化学合成物質が、

 

近年(100年以内)に生み出されているものばかりだから、

 

結論が出ていないのです。

 

疑わしいものは、使用しないことが、

 

美と健康を守る秘訣ではないでしょうか。

 

ヒフから体にはいる毒を「経皮毒」といいます。

 

①パラベン

表示される際には、パラベンなどとは表示されず、「パラオキシ安息香酸○○」と記載されます。パラベンにもいくつもの種類があり、この○○にそれぞれの種類の名前が入る事になり、エステルやエチル、イソプチルなどなどあります。パラベンの特徴としては、非常に強い殺菌能力を持っています。
そのため、腐敗を防止してくれる効果を持ち、化粧品や食品の長期保存に役立つとして使われています。

肌荒れや吹き出物などを誘発する原因となったり、ホルモンバランスの崩れ、アレルギーを引き越すなどの原因として指定成分に記載されています。

 

  ②鉱物油

鉱物油というのは、油分の中でもダントツに落ちにくいんですよ。これがスキンケア用品に使われたらどうなるか、もうお分かりですよね。 クレンジングをしても洗顔をしても、「きれいに落としきる」というのが非常に困難な状態になってしまうのです。ですから、鉱物油が配合されたスキンケア用品を毎日使っていると、「毎日、わずかずつ、洗顔等で落としきれなかった鉱物油が残り、やがて肌に鉱物油の薄い膜のようなものができてしまう」という可能性があるのです。

肌にぴったりと、鉱物油の膜ができてしまえば、スキンケア用品の有効成分の浸透を妨げるだけでなく、古い角質が自然にはがれ落ちていくという肌のターンオーバーのメカニズムさえも、阻害してしまうことになりかねません。クレンジング・洗顔のやりすぎは、肌本来の「必要な皮脂と保湿成分のうるおい」までごっそり奪ってしまい、肌の乾燥を招く原因となってしまうのです。

 

  ③タルク

   滑石を微粉にしたもので、ケイ酸マグネシウムが主成分である。
 中国、イタリア、フランス、インド、アメリカ、オーストリアが主産地である。 化粧品としては、古代からカオリンと同様におしろい用、メイクアップの下地として使用されてきた。皮膚に塗布すると滑りが良くなり、吸着力もよい。酸化チタンのつや消しにも使える。

しかし、タルクは被覆力と吸湿力は弱い。一般的に、粒子径が大きい程すべりはよく、透明感がある。平均粒子径10ミクロン程度のモノはすべりがよいのでフェイスパウダー類に。そして5ミクロン程度はアイシャドウなどに用いられる。

皮膚炎症、皮膚疾患撒布剤としてベビーパウダー、タルクパウダーとして用いら
  れる。

タルクとアスベストは基本的に主成分は同じであり、アスベストが含まれていないタルクの中にも微量にはアスベストのような針状や繊維状のものが含まれるので、やっぱりやばいんじゃないか?みたいな意見もあります。
アメリカのチャンドラー博士は、1995年にタルクは卵巣ガンや卵管繊維症、不妊の原因となる可能性があると発表しています。
ただこれは、主に膣など粘膜近辺につけた時に経皮吸収された場合みたいです。もちろん、肺に粉を吸い込むと危険です。

 

  ④ラウリル硫酸ナトリウム

 この合成界面活性剤はシャンプーだけにとどまらず歯磨き粉にも含まれていま す。
 合成界面活性剤と言われるものの正体がラウリル硫酸ナトリウムです。

 しかし、この成分は、飲み込むと体に有害です。また、高い濃度のものを皮膚 につけっぱなしにしていると、皮膚炎などが起こる可能性がある、と指摘され ています。また、目などに入った場合は、強い刺激をもたらすので、即座に洗 い流す必要があります。
 洗浄力と脱脂力(油分を奪う力)が強く、さっぱりと皮脂や汗、汚れを取り除 いてくれる半面、必要以上に頭皮から皮脂を奪ってしまうことにより、頭皮が 乾燥して毛穴も痛んでしまいます。さらに、頭皮を守ってくれる皮膚常在菌を 死滅させることにも繋がり、その結果、抜け毛や薄毛、フケや痒みといった症 状を引き起こす可能性もあるわけです。


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