うつ病は腸の病

http://news.j-houdou.com/kusa/keijiban_toko.php?jid=10005&mid=1169&r=20

現代病として社会問題にもなっているうつ病。
その原因はこれまでは脳にあるといわれていたが、実は『腸の病』であると免疫学を長年研究してきた藤田医師は分析している。

●腸内環境に左右される脳
最近の研究でうつ病の原因は、
脳内のセロトニン不足が引き金になることが解明されてきた。セロトニンとは腸内細菌によって脳内に送られる歓喜や快楽、幸せを感じさせる脳内物質であり、人間の精神状態を大きく左右するといわれている。セロトニンが不足すると、人はキレやすくなったり、落ち込みやすくなったり、やる気が出なくなり、程度の違いはあるが所謂うつ病の諸症状が出始める。

このセロトニンが、体内では90%
以上が腸内に存在しているという。腸内循環が正常に行われないと、脳まで上手くセロトニンが運搬されず(セロトニン不足に陥り)、うつ病の引き金となっているのだ。

なぜ腸が、
これほど人間の脳や精神状態に大きな影響を与えているのだろうか

●腸から進化した脳
それは多細胞生物の進化の過程が鍵を握っている。

初期多細胞生物である海綿を例に上げると、
海綿は単細胞生物が寄り集まって、海中ポンプの構造を形成した腸の原型ともいわれる生物である。その海中ポンプで海水の流動を促すことで、効果的に海水中の微生物やミネラルを効率よく吸収することができるようになったといわれている。

生物進化の過程では、このポンプの内側が次第に腸(最初の内臓)
として進化し、さらにその周りに神経系や循環器系の組織を張り巡らせていった。実は私たちの身体の中で機能している心臓も脳も、元々は全て腸から進化した器官なのである。

つまり、
腸は脳や心臓など人間にとって重要な器官の進化の大本であるがゆえに、現在でもホルモンや神経伝達物質を通じて相互に作用し合い、大きな影響を与え合っているのだ。


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以上、フェースブックの投稿の引用です。

一見、恋愛に関係ないようですが、

うつによって、恋愛が出来なくなったり、

恋愛が上手くいかなくなったりします。

セロトニンが不足して、キレやすくなると、

恋人と上手くいかないどころか、

別れの原因となります。

落ち込みやすくなったりすれば、

ネガティブな性格に嫌気がさすはずです。

やる気が出なくなれば、

仕事や学校での勉強が不調になり、

恋愛どころではなくなります。

うつ病となると、

すぐに精神状態と考えがちですが、

この論理からすると、

必ずしもそうではないようです。

お腹が痛かったり、頭が痛かったり、

身体の不調や痛みがあると、

病院に行きますが、

うつでは精神科や

心理カウンセラーのところに行きます。

しかし、セロトニンの改善が必要ならば、

治療や予防医学の考え方は変わります。

精神病とは何なんだろうと、

常々疑問をもっていたのですが、

脳科学の視点から解明した

この学説は、とても納得出来るものです。





このグラフで分かるように、

日本人には、大腸がんが急激に増えています。

大腸がんの主たる原因は、

腸内環境が悪化しているからです。

つまり、日本人の腸内環境は、

近年、どんどん悪化していることが想像できます。

ということからも、日本人にうつ症状が増えている

原因も腸内環境の悪化が推定されます。

腸内環境の問題は、

食事から摂ったものや、

日用生活品からの皮下吸収などによる、

毒性の合成物質が主たる原因とされています。

腸内環境を改善すれば、

うつ・大腸がんだけでなく、

栄養の吸収率も改善することになります。

「ガッツがある」というのは、

「勇気がある」という精神的な表現のようですが、

語源は違います。

「ガッツ」とは、「腸」を表す「gut」の複数形なのです。


 つまり、腸のあたりに充実感がある状態です。


脳の科学は、まだまだ未知の部分が多いようですが、

腸の働きが、脳を直接コントロールするという事実は、、

心身の健康を維持するために、これから

より大切な考え方となることを示しています。


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