数年前、初めて世界自然遺産屋久島に行った時の話。

標高約1,300mの縄文杉がとても有名です。

この写真は、(推定樹齢約3,000年)天に向かって聳える木立に囲まれて圧倒的な存在感を見せるウィルソン株。

ハートの形が「ホッコリ」癒されます。




頂上まで登山した思い出は、

一生忘れられない。

美しい森の精にも会えました♡ ←説明しずらい・・・・

屋久島独特の登山道の凸凹地表と

気温差もあり、

雨もあり、

登山はかなりハードです。

暗い早朝から夕方まで、

丸一日かけて登山します。

その屋久島の登山ガイドの方から

聞いた話です。

屋久島で、一年間

一番ガイド登山回数が多い

と言われている先輩がいます。

その先輩が、

珍しく人間ドックに行ったところ、

メタボ
(内臓脂肪症候群)・BMIの基準から

オーバーしていて、

お医者様から指導を受けたそうです。

「成人病になる可能性があるから、健康に気を付けないといけませんね」

とお医者様。

「そうですか・・・」とその先輩。

「日常の食事制限もして下さい。

看護婦から説明させます。

それから、運動不足のようですから。

運動をして下さい。」

「どうすればいいですか?」

「そうですね。

毎日散歩して下さい。

そうすれば、かなり改善されますよ」

「えっ・・・・」

と言った先輩は。

「・・・分かりました」

と答えました。

その時に、先輩は

「私は、毎日1,300mの山を上り下りしているプロ登山家です」

とは言えませんでした。

このガイドの話、

登山に参加した旅人には

大受けでした。

メタボ・BMIに問題があっても、

その解決策は、

毎日の散歩(運動)ではないということでしょうか。

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