「祈る人」全2巻(写真はー完全版ー)

 著者 : 深井結己
 出版社 : 竹書房
●★★★★★
●ジャンル   同級生系 
●エロ度  ★★★
●個人的呟き(ネタバレ注意!)
 
滝野圭治(攻)✖️深町慎一(受)
この作品は、ずっーと昔に読んだんですが、滝野が祈るみたいにして映画を観るシーンが心に焼き付いてました。
 
全体的にシリアスなストーリーだと思うんですが、深町のポジティブ馬鹿がストーリーを柔らかくしてるように感じました真顔キラキラ
 
心に傷を抱えてる滝野は、ちょーっとネガティブなのか悩んで傷ついてテンパってキレてが多い。チーン
深町がそれを軽くしてるとゆーか考えるのがアホらしくなるとゆーか😅
とにかく、ほんまに深町はポジティブ馬鹿で悪魔な性格です。
 
 
深町は深町の姉と、滝野が駅のホームでキスさせるか賭けをしてたり…。
 
夜行バスに乗ろうとした滝野に乗車口のとこで、深町がいきなりキスしたり。
滝野はバスに乗ってる間中針のムシロ状態になるでしょアセアセ
 
 
一番凄かったのが、駅の場内アナウンスの
マイクを奪って滝野にプロポーズするシーン。
滝野と深町が別れ話をして、深町がイヤにあっさり引いたなぁ思うたんですよ。
それが、この場内アナウンスのマイクでプロポーズデレデレ
深町、やったなぁ笑い泣きキラキラと思いました。
 
滝野が、「お前のバカは病気だな…しかも進行性の不治の病だ」て言ってますが、ほんまそんな感じです。
でも、深町の存在に救われる滝野。
自分が深町のことを一生好きでい続ける自信はあるけど、深町に一生好きでいてもらえる自信がないから…。
 
深町は小柄で可愛い顔してるんですが、性格が悪魔なだけあって男前です。
「その都度おれがなんとかしてやるから大丈夫だって(以下割愛)」
この答えが、滝野の「馬鹿につける薬はないけど、馬鹿にしか治せない病気もあるんだなって…」ウルっとしました😢
 
私、シリアスは苦手なんですが(読んでる最中から読み終えたあとまで辛いんよ😭)
珍しくこれは好きで読み返した作品です。
多分…深町がポジティブ馬鹿だからシリアスが柔らかくなってたのかもしれないです。
 
でもな、1つだけ納得のいかんことがあるんよ…。
深町に好意を寄せる田川って人がおるんじゃけど滝汗
深町と田川がキスしとるんよ…滝汗ガーン
 
それを滝野に見られるわけですが、「むこうが勝手にキスしてきただけで…おれ何とも思ってねーんだって」言うけどよ!
勝手にキスしてきた人と唾液が流れるほどになる?!ならんよな?!
 
それに勝手にキスしてきてもつき飛ばせよ!ゆぅ感じじゃわムキー
なーんか、こっからマイクでプロポーズまでが…滝野が辛かったじゃろうな思うて胸が痛かった。ガーン
 
 
 
今回もお読みいただき有り難う御座いました!🙏