Exit The King Etat Libre d'Orange EDP 2020年


調香師 Cecile Matton, Ralf Schwieger

メインアコード
・ソーピー
・アーシー
・フローラル
・パチュリ

持続力
★★★★☆ 長め

拡散力
★★★☆☆ 普通

女性的★★★★☆
ユニセックス★★★★★
男性的★★☆☆☆

ノート
トップノート
ソープ、アルデヒド、ピンクペッパー、ティムール
ミドルノート
ジャスミン、ローズ、スズラン

ラストノート
モス、パチュリ、サンダルウッド、アンブロクサン


メインの香料目立つ順に

ソープ、モス、ローズ、アルデヒド、ジャスミン


年齢

20代から上は何歳でも


季節

春夏秋向き


時間

昼夜問わず

オフィス・学校使用可能


こんな人にオススメ

・クラシカルな石鹸の香りが好きな方

・バイレードブランシェが好きな方

・フローラルを纏いたい男性に

・オフィスフレグランスとして


瀕死の王という名ですが

クリーンでクラシカルな石鹸の香りです


名前がなかなかパンチのあるものばかりのエタリーブルドオランジェの香水たち


瀕死の王という名なのでさぞ

雄々しい香りかと思いきや


びっくりするほどピュアな石鹸の香りです


トップノートの香料の羅列から、もうどんな香りか想像つくと思います

ソープにアルデヒド(晴れた日の洗濯物の香り)ですから完全に石鹸なのです

ピンクペッパーなどのスパイスは感じられず

ひたすら昔のよくある石鹸とモスのしっとりとした土っぽい香りがします


ミドルノートではクラシカルな昔の石鹸から現代のフローラルの石鹸に

ローズ、ジャスミン、スズランがまさにあの石鹸

(よく泡立つやつのローズ。名前が出てこない)


そこからフローラルはフェードアウトし、ラストノートは重厚感のある香りに

パチュリとムスク、サンダルウッドのここでもまたクラシカルな香りが肌に残りました


昔の石鹸→現代のフローラル石鹸→サンダルウッドパチュリムスク

と言った香りの変化でした


広告は


※出典元 ピンタレスト


香水の瓶を瀕死の王にみたてているのかしら?

だとしたら、こんな粉々やし、もう死んでるやん?!と思ったのですが皆さんはどのような解釈ですか?



瀕死の王という名ですがあまりにもミスマッチな晴れ晴れとしたクリーンな香り


これはきっと暴君にクーデターを起こし

王政を倒した民衆の晴れ晴れとした気持ちを香りにしているのではないでしょうか?


瀕死の王=自由を手にした新しい時代の幕開け


会社に言いたいことがある鬱憤のたまった方

エグジットザキングを身につけて出社してみては?笑

まさかこんなに美しい石鹸の香りが

王政転覆後を意味するなんて

誰が思いつくでしょう