私の持っている香水の大多数にオレンジブロッサムが入っている…
そう、オレンジブロッサムは超メジャーな香料!
オレンジの花の柑橘系の香りは
激甘とも美しいフローラル系とも相性が良く
現代的な香りで
2000年以降の香水にはかなりの割合で配合されている
犬も歩けば棒に当たるならぬ「香水を買えばオレンジブロッサムにあたる」ほどです
さて、大量にあるオレンジブロッサムの香水
今回は爽やかで美しいビューティと激甘
分けて紹介したいと思います
季節感で言えば
ビューティは春夏
激甘は秋冬とお考え下さい
それでは参りましょう
■ディプティック オーデサンス
オレンジとオレンジブロッサムが主体のピュアな香り。アロマティックなアンゼリカとスーッとするジュニパーベリーが透明感を加速させます。
初めてのディプティックにオススメしたい一品。
■ザラ フルールドオランジェ
ザラ×ジョーマローンの作品。オレンジブロッサムとネロリの爽快な香りです。
同じシリーズのアマルフィサンレイもオレンジブロッサムがメインレビューはこちら
アマルフィサンレイはレモンキャンディになるのに対してフルールドオランジェはシトラスが美しいアロマティックな香りです。両者毎日香水として。
■シャネル ココマドモアゼル レビューはこちら
香水一本だけ持つならココマドモアゼルだけでいい。と思わせてくれる「香りの全方位網羅した完璧な香水」
シトラス、オレンジブロッサムとジャスミンのフローラルを経由してウッディバニラに落ち着きます。特大パチュリが「これぞシャネルフレグランス!」。エレガントで気品溢れる香りに気分も最高潮です。
■ジョルジオアルマーニ マイウェイ レビューはこちら
マイウェイ=「我が道を行く」というよりは
私の行く道(未来)は美しく輝いている。そんな気持ちにさせてくれるフローラルブーケのような香り。シロップのようにスイートなチュベローズとオレンジブロッサム、ジャスミンが溶け合います。
■イヴ・サンローラン リブレEDP レビューはこちら
男性的なラベンダー、女性的なオレンジブロッサムの相反する魅力を美しく調和させたオリジナルのリブレ。クールな印象のフローラルは、女性に初めて男性用のタキシードを着せたイヴサンローランの真髄を感じることができるでしょう。
オフィスフレグランスとしても◎
■クロエ ラブストーリー レビューはこちら
ネロリ、オレンジブロッサム、ムスクの真っ白なブーケにシトラスや洋ナシ、ピーチが軽やかに香る万人ウケのフルーティフローラル。
愛が始まる高揚感を白い花々とフルーツで表現しています。
幸福なラブストーリーを予感させる香り。
個人的には清潔感やピュアさから「ファーストラブ」という名前の方がしっくりくる気がします。
■シャネル ガブリエル レビューはこちら
圧倒的美!ホワイトフローラルの香水といえばこのガブリエルでしょう。
グレープフルーツとオレンジブロッサムが徹底的にクリーンに、ジャスミンがゴージャスに、チ チュベローズとイランイランがセクシーに香ります。フラットなフローラルではなく多面的なのはさすがシャネルと言ったところ。
■ナルシソロドリゲス ナルシソロドリゲスEDT
オフィスフレグランスの殿堂!そして「バスレディ(女上司)」に捧ぐ香りでございます。
ナルシソ特有の美しいムスクに爽やかなオレンジブロッサムと金木犀、ガツンとプロフェッショナルな雰囲気を醸し出すベチバーとパチュリのブランドです。
■クリスチャン・ディオール ピュアプワゾン
本来グルマン激甘狂で、フローラルが苦手だった私を180度変えたのは、なんと言ってもピュアプワゾン!!
そう、頑ななマニアの嗜好をガラリと変えてしまうほどの威力を持っているのです。そして唯一無二の香りです(フローラルで唯一無二って珍しいのよ)
オレンジブロッサム、ジャスミン、ガーデニアという何の変哲もないホワイトフローラルが、なぜプワゾン(毒)になれたのか…あなた自身で確かめて。
以上オレンジブロッサムビューティ編でした
次は激甘編です
お楽しみに〜