調香師 Ben Gorham
メインアコード
・フローラル
・ウッディ
・パウダリー
・フルーティ
・ムスキー
持続力
★★★☆☆ 普通
拡散力
★★★☆☆ 普通
女性用★★★★★
ユニセックス★★★☆☆
男性用★☆☆☆☆
ノート
トップノート
アンブレット、サポジラの実
ミドルノート
ヴァイオレット、サンダルウッド、マグノリア
ラストノート
アンバーグリス、シダーウッド
サポジラの実、マグノリア、ヴァイオレット、サンダルウッド、アンブレット
年齢
10代から上は何歳でも
季節
春夏向き
時間
昼夜問わず
オフィス・学校使用可能
こんな人にオススメ
・シャネルチャンスオータンドゥルが好きな方
・何歳でも、昼夜問わず、オフィスでも学校でも夜のデートでも!「誰でも、いつでも、どこへでも使える万能香水」をお探しの方
・フルーティフローラルが好きな方
・ニッチフレグランス入門として、初めてバイレードを買う方にも
瑞々しく蜜が滴るような透明感溢れるフルーティフローラルは香水をつける意味や原点に帰れる香り
なんのために香水をつけますか?
いきなりどうした?!と思われたでしょうが
このモハーヴェゴーストの香りのコンセプトから、思わず問いたださずにはいられなくなりました
モハーヴェ砂漠のゴースト(オバケ)というネーミングかな?
オバケみたいなミステリアスな香り?と購入当初は思っていましたが
実際つけてみると
可憐な「花と蜜」の香りなのです
オバケ関係なさげ!と感じたので調べてみると
どうやら、モハーヴェ砂漠に咲く「ゴーストフラワー」にインスパイアされた香りなのだそう
このゴーストフラワーは蜜が出ない植物でありながら虫媒花という、、、なんとも酷な生態の花でして
受粉の媒介が虫の場合、虫が花に群がるために蜜は必須ですから
どうやって受粉しているのかというと
見かけだおし!だそうで
蜜が出そうな花の姿形をして虫を騙して花におびき寄せているのだそう!
このゴーストフラワーの生態、、、
意中の異性を落とそうと外見を変えたり、態度を変えたりする必死な人間の様子にそっくり!と
ベン・ゴーラムは感銘を受けたそうです
このゴーストフラワーから人々が香水をつける本質を垣間見たのでした
そう、全てはセックスアピールのため
そんな異性を引きつける蜜の香り
トップノートは瑞々しいサポジラの実全開から始まります(サポジラの実は甘い干し柿のような風味がする果物です)
奥底からムスクの柔らかな香りが感じられるフルーティ×ムスクのオープニング
そこからゆっくりとマグノリア、パウダリーなヴァイオレットが花開きます
フルーティフローラルゾーンに突入
ラストに近づくにつれてフルーティな香りはフェードアウトし、サンダルウッドにバトンタッチ
フローラルの優しい残り香と、サンダルウッド、ムスクが肌に残ります
サポジラの実とムスク→フルーティフローラル→ウッディといった香りの変化でした
広告は
※出典元 ピンタレスト
雄大なモハーヴェ砂漠にゴーストフラワーとゴースト(オバケ)をかけているのでしょうか
半透明な怪しく美しい女性が何か物思いに耽っております
誘惑しているようにも見えるのは
やはりこの香水のコンセプト
虫を誘う蜜の香りなのでしょう
最後にもう一度お聞きします
なんのために香水をつけますか?
全てはセックスアピールのため
それでいいのです