Hermessence Ambre Narguile Hermès EDT 2004年

調香師 Jean-Claude Ellena

メインアコード
・ウォームスパイシー
・スイート
・アンバー
・バニラ
・ハニー

持続力
★★★★☆ 長め

拡散力
★★★☆☆ 普通

ノート
ハニー、ベンゾイン、ラブダナム、ムスク、バニラ、キャラメル、トンカ・ビーン、セサミ、シナモン、ラム、クマリン、ホワイト・オーキッド
メインの香料目立つ順に
シナモン、ハニー、ラム、キャラメル、トンカビーン

年齢
20代から50代くらいのイメージ

季節
秋冬向き

時間
夜向き
オフィス・学校不向き

こんな人にオススメ
・シナモンの香りが好きな男女
・「歩くアップルパイ」になりたいグルマン香水ラバーに
・異国情緒あふれるオリエンタルスイートを体験したい方
・エルメッセンスシリーズで1番甘い香りを体験したい方

水タバコからインスパイアされた「アンバー風味の水タバコ」はトルコのバザールの雑踏のような異国情緒あふれる香り…と見せかけてアップルパイ!

香りの芸術エルメッセンスシリーズ第一弾として
・アンブルナルギレ
・ローズイケバナ
・ポワーブルサマルカンド
・ベチバートンカ
の4つが発売されました

4つそれぞれ、かなり個性的でユニークな香りで

流行やマーケティングを一切気にしない、消費者にも媚びない
調香師が作りたいものをつくるエルメスの姿勢に惚れ惚れします

ローズイケバナは驚きと感動がありますが、比較的万人ウケする香りです

しかし、アンブルナルギレを第一弾に持ってくるあたり
さも「エルメッセンスシリーズは他とは一線を画す」と主張しているようです
(実際お値段も他のシリーズより高いです)

アンブルナルギレはエルメッセンスシリーズの中で数少ないグルマンです

シングルノートですので、香りの変化はありません

シナモン&ハニー全開のオープニングはまるでアップルパイ!

シナモンが好きな方はたまらないオープニングです

シナモン強だった香りは徐々に均等が取れていき
シナモンハニーを中心に、キャラメル、バニラ、ラム酒、奥底からトンカビーンやベンゾイン、ラブダナムといったずっしり重いバルサミックな香りが感じられます

フローラルやムスク、タバコの香りはあまり感じられません

水タバコがテーマですが、スモーキーさもありません

温かみのあるスイートな香りが続きます

エルメッセンスシリーズ、
女優やモデルを起用した広告はありませんでした

ラグジュアリーなパフューマー
「パルファム ドゥマーリー」の「オアハン」に似ていますよ

オアハンに似ている事から
このアンブルナルギレは個人的には
男性がつけたらとてつもなく素敵かと思います

タバコのように中毒性のある香りだからです

タバコの香りを強く調香しなくても
タバコのように中毒性がある

調香師ジャンクロードエレナは粋な事をしますね







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