『ブランコ』

16th アンダーメンバー

 

君のことを誤解してたんだ
僕を知らないって思ってたんだ
充分 距離を置いたつもりが
ずっと僕は見られていたのか・・・ (川村・寺田・中田・能條・樋口)
一つ空いた端っこのブランコ
風のように偶然座って (ちはる・優里・鈴木・山崎・渡辺)
漕ぎ始めてしばらくしてから
「いつもここにいるのね」と言った (かりん・純奈・川後・相楽・佐々木・和田)

 

ゆらりゆらり 揺れてたから
君の声が夕焼けに
吸い込まれてしまいそうだ
今 僕も (川村・寺田・中田・能條・樋口)
ゆっくりブランコ漕ぎながら
追いつこうとしたよ  (ちはる・優里・鈴木・山崎・渡辺)
あと少し  (かりん・純奈・川後・相楽・佐々木・和田)

 

もう これからは
言葉なんか何もいらない
前へ後ろへ
僕らはただ空を泳いだ

 

恋について考えたことも (寺田・中田・樋口)
君が愛しいって思ったことも (川村・能條)
小さなため息に変えたけど (鈴木・山崎・渡辺)
いつか君と話してみたくて… 
秋の終わり 枯葉が舞う頃 (ちはる・優里)
帰り道に何度も通って (かりん・川後)
あのベンチで誰かを待ってる (純奈・和田)
君をいつも遠くで見ていた (相楽・佐々木)

 

なぜか今日は さみしそうだ
長い髪がたなびいて
誰かが描くデッサンみたい
一人きり  (ちはる・優里・鈴木・山崎・渡辺)

心はブランコ乗らないまま
歩いているんだね  (かりん・純奈・川後・相楽・佐々木・和田)
あの道を… (川村・寺田・中田・能條・樋口)

 

ほら 星空が
このつま先の向こうに広がる
僕でいいなら
このまま一番そばにいるから

 

もう これからは
言葉なんか何もいらない
前へ後ろへ
僕らはただ空を泳いだ

 

今 夢の中
時間の河が静かに流れて
たった一つの
ブランコだけがここで揺れてる