智
かずが
オレを追いかけてきてくれた。
想いが通じた、、、、
んだよな？
オレ、こんなに周りが
見えなくなることなんて
初めてだった
こんな
公共の場で盛っちゃって
だめだ、サイテーだな。
「ごめん、、焦った、オレ、、
なんか、、、、
ごめん、また、
かずに信じてもらえないかと、、、、
ほんと、ごめん、、、、
でも、、気持ち、、伝わってる？」
、、、、、こくん
ほっ、良かった、、、、、
でも、まぢ
公園でなんて、
だめだよな、、、反省。。。。
警察官が、なにしてんだってな
ほんと、かずといると
周りがみえねぇ。
反省しねーとな。
少しだけ
お互いの気持ちと、ナニを、
落ち着かせてから、
もう遅いし
気持ちも確認しあえたし
今日は帰ろうと
かずの家まで送る。
その帰り道に、
1年以上前の話を聞いた、、、
なんとなく、、、
オレも覚えてる、、、、
女性にしては
背の高い、、
でも、少し猫背だなって（笑）
オレが駅まで送る間
クスクスと、笑ってくれてて
居心地いい、、、、
穏やかな時間だった、、、
あぁ、あの人、
かずだったんだ、、、
初めて会った気がしないって
ずっと思ってたんだけど
ほんとに会ってたんだ、、
あんな一瞬の出会いなのに
オレも、はっきりと覚えてる、、、、
でも、かず、、、
そんな前から
オレのこと、、、、
じわぁぁぁぁと、
胸の奥が、あったかい、、、、
なんか
すげぇ大事にしたいって
ちゃんと思った。
そっと手を繋ぐ
スリスリと、指で手の甲をこする
｢///ふふ、それも、
ふふ、、くすぐったいなって、
思ってた///｣
///あぁぁぁぉ
まぢか！！！！！
可愛い！！！！！
もっと、一緒にいたい、
朝まで、抱きしめたい
や、らしい意味じゃなくて、
いや、
もう付き合ったのなら
ヤラシイ意味でも、
ふと、
潤さんの言葉が、
そうだ、、、、、
男同士は簡単じゃないんだった
あぁ、
やべぇ、
かずのこと
傷つけるとこだったわ。
ぐっと、、堪えて
玄関で、
少しだけ深いキスをして、、
ちゃんと。帰ったよ。
名残惜しかったけど。。。。
うんでも、ダメだな
勢いでなんてダメだ。
オレ、、、そういうの
知らないから、、、
男同士の、
そういうの、、、、
ちゃんと、勉強して、
ちゃんと、かずを愛したい、、、
「かず、もう少し待ってね、
オレちゃんと、したいから」
こくんと、恥ずかしそうに頷くかずの
フワフワの頭をみながら
絶対次こそは！！
って、強く心に誓った。
帰り道、
星空を見上げて
あぁ、、、
もう、会いてぇ、、、、、
明日、、、
てか、今日か、
また会いに来ても
いいかな、、、、、