忘れもしない。
5月13日。
その日は日曜日だったので実家に主人も来てくれていた。
ここさんはうんちもおしっこも1日に10回くらいしていてよくおむつ交換したあとすぐにまたうんちされたりして、
主人と追いうんちだねすごいね〜と笑っていた。
この日の夕方も、いつもみたいにものすごく快便。
おむつを替えた矢先にまた連発うんちされて笑っていたんだけど、
それをみた主人が
「うんちの色、クリームみたいな色だね。」
と言った。
どきりとした。
すぐにあの本で読んだ胆道閉鎖症のページを思い出した。
それに、生まれてすぐにここさんが光線治療をすることになったときに不安で検索しまくったサイトで読んだ、胆道閉鎖症の便色の注意喚起についても思い出した。
ずーっと心のどこかに引っかかって気になっていたけど、自分の子に限ってはそうじゃないと信じたかった。
でも、白っぽい、と思うのはわたしだけじゃないんだ。
主人でも白っぽいと思うほど、ここさんのうんちは普通ではないんだ。
主人はまさかそれが病気だなんて知るはずもないので、ここさんを大事そうに抱いて寝かしつけている。
わたしは不安で不安で、また色々と調べた。
全く引かない黄疸に、白っぽいと一目でわかるうんちの色、濃い色のおしっこ、……
胆道閉鎖症の症状のほとんどに当てはまっていて、段々と恐ろしくなった。
目の前ですやすや眠る小さな愛しい我が子を見て、調べる手が震えた。
どうしよう、どうして、なんで。
涙が溢れてきて止まらなくなって、主人にもしかしたらこの病気かもしれないと泣きつく。
本やネットでの記事では、便の色が1〜3番であるなら1日でもはやく小児科に行きなさい、と書いてある。
1ヶ月検診は4日後の、17日の予定だった。
泣き喚くわたしに主人が
「1ヶ月検診まで待てないよね?あした病院に行こう。まだ決まったわけじゃないから、大丈夫。」
急遽自宅に帰り、次の日の朝一に受診することにした。
タクシーで移動中も、ずっと良くない想像ばかりしていた。
ここさんを胸に抱き寄せながら、最悪のことばかり考えていた。
ようやく会えたこの愛しい子の成長を見れないのかも知れないの?
わたしがなにをしたっていうの?この子がなにをしたの?なんで?どうして?…
当たり前の幸せな毎日が全て壊れた気になった。