6月14日(金)  

 

南野陽子さんがTBSラジオ 「金曜ワイド ラジオTOKYO えんがわ」

『えんがわ回覧板』のコーナーに出演されました照れ

 

MCの玉袋筋太郎さんが書いた記事を残しておきたいと思いますニコニコ

ナンノちゃんの心温まる優しいエピソードラブラブ素敵ですラブラブ

 

 

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【玉ちゃんの酔滸伝】

ラジオ「えんがわ」のゲストにナンノ〝降臨〟! 若い頃の奴隷生活も悪くないと思える…私の宝物が生まれた瞬間

 

私がMCのラジオ「えんがわ」のゲストに、南野陽子さんが〝降臨〟しました。陽子さんといえばご存じの通り、デビューしてから歌やドラマや映画にと大活躍でトップに上り詰めた私の年代のトップアイドルなのです。

 

「降臨」としましたが、そこにはワケがあります。私は陽子さんがデビューしたときからの大ファン。しかも私と同じ1967年生まれで、誕生日も1日違い。陽子さんには迷惑でしょうが、勝手に「縁」を感じてしまっている私の前での「降臨」だったのです。

 

私は高校卒業後に芸界に入り、20歳の頃は徹底された徒弟制度の中にいました。自身の仕事はなく、兄さんたちのお世話をしたりオモチャにされたりと、どん底状態の修業時代だったのです。

 

そんなとき、師匠の番組に陽子さんがゲストで登場です。当時からピッカピカに輝いていた陽子さん。立場は違えども同じ空間に存在できることに、私は欣喜雀躍としていました。

 

しかしトップアイドルと完全なる下働きの私とでは、同じ空間でも距離が遠すぎます。私は「えい、ままよ」と大切に持っていた陽子さんの写真集をシャツの下に携えて現場に赴きました。無理は承知でサインでもいただけたら、その頃の奴隷生活さえ乗り越えられると決心したのです。

 

夢は、はかなく消えました。偶然、同じエレベーターに乗れたのですが、踏み出す勇気がなく、写真集は私の腹の中で温かくなるしかなかったのです。

 

そして、今回の「降臨」。あの頃のように「ままよ!」と覚悟を決め、あのときの写真集を取り出し陽子さんに失敗談を語りました。ラジオ生放送が終わり、陽子さんがスタジオを去る寸前のこと。マジックを持った陽子さんは写真集にスッと近づき「たまちゃんでいいですか?」と宛名入りのサインを入れてくれたのです。

 

宛名の脇に「ずっと ありがとー!」の文字。思いの末に私の宝物が生まれた瞬間でした。「若ぇ頃の奴隷生活も悪かねぇなぁ」と心から温まった感謝の気持ち。こちらこそ「ずっと ありがとー!」な存在の南野陽子さんなのです。

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