75歳で認知症と診断され、医療保護入院を経て、老健入所中の母を見守る40代娘のあたふたブログです
腸閉塞で入院して1週間、鼻から胃までの管ではなかなか状況が良くならなかった母は、鼻から閉塞部分までの管(イレウス管というらしいです)を入れる処置と、絶飲食が続いている為、腕から心臓付近の血管まで管を入れて高栄養の点滴を入れる処置をして頂きました。
一般の方でも入れるのが辛いイレウス管…。
認知症の母に出来るのか、不安でしたが…
処置後すぐに会えた母は、車椅子で運ばれてきて(ベッドでぐったりして運ばれてくるのかと思っていました💦)普通に会話できる状態でした。
『殺されるところだった。もうこんな所には居られない!』くらいに言うのを予想していましたが…
『お母さん、本当に良く頑張ったね』と私が肩をさすると、
『あらあら、来てくれたのね。今日はもう疲れたわ…』と、処置の辛さを訴えるでもなく、横になっていました。
看護師さんも『一般の方でも痛い痛いって言われて大変なのに、痛みを訴えられないのが、大変な中でも救いですよね』とおっしゃって下さいました。
『始めはお鼻の管も抜いちゃうんじゃないかと心配しましたが、本当に良く頑張ってくれています』
『本当に。それが私も一番の心配だったんですが…。助かります』
その後しばらくして落ち着くと、母は『今日はもう疲れたから寝るわね。またジュース持って来てね』と言って目をつむっていました。
このまま良くなると良いな…。
とりあえず今日は難しい処置が無事に終わった事を、母がそんなに苦しんだ様子でもない事を素直に喜びたいと思います