75歳で認知症と診断され、医療保護入院を経て、老健入所中の母を見守る40代娘のあたふたブログです
先日、私が新卒で入社した会社の上司(女性)からお電話がありました
私のご近所に住む、これまた上司(女性)と連絡が取れないと…
私が最初に就職した金融の会社は、上司もほぼほぼ女性ばかりで、あまりの忙しさにほとんどの上司が独身のままでした
上記のお二人も独身のまま、70代と80代を迎えられています。
その80代の方と連絡が取れないと
焦って家まで行ってみると…
『やだ~、心配掛けちゃったわね。ポストまで出掛けていただけなの。メール?気付かなかったわぁ』
との事で、全身のチカラが抜けるほどホッとしました
この二人の上司、私が入社した時には50代と60代で、役職に付いていて、バッリッバリに仕事が出来て、皆に少し怖がられていて…尊敬する憧れの人でした
何を聞いても完璧な回答なのはもちろん、机の中から関連する新聞の切り抜きがサッと出て来るわ、毎年何らかの資格を受験しているわ、で、私の将来を心配して、もし私が会社を辞めてからもずっと働ける様にと、国家資格の取得を進めてくれたのもこのお二人でした
(お陰様で、今回介護の為に離職するまで10年間、その仕事で働く事が出来ました)
そんなお二人が…もちろん頭もしっかりしているし、特段大きな病気を持っている訳ではないけれど…
どんな優秀な人でも年は重ねるものなんだなぁ…と…当たり前の事を再認識した一日でした。