75歳で認知症と診断され、医療保護入院を経て、老健入所中の母を見守り介護する40代娘のあたふたブログです
母の事では無いのですが…
先日は父の命日でした
13回忌を終えた後の命日にもかかわらず、父の命日を覚えていてくれて、お供えを下さった方々には本当に感謝です。
添えられたお手紙の中には、父に本当にお世話になったと書いて下さっていました
父は60代前半で癌で亡くなったので、多分少し早かった事もあってか、お葬式では学生の頃のお友達や、仕事関係の方が涙を流してくださったのをよく覚えています。
大の男の人が公の場でこんなに泣くんだなぁと…
あの頃は分からなかったけれど、私も年を重ねて来て、自分と同年代の人が亡くなるという事の寂しさや不安、やるせなさが少しは分かるようになってきました。
闘病中、すごく苦しそうな時も、私が心配していると『見た目ほどは辛くないんで』と言って、逆に私を励ましてくれる様な父でした
色々な方の記憶に残る様な事をして逝ったなら、早く逝ってしまっても生きた意味があったのだなぁと、しみじみと思われます。
私も母の事ですごくすごく辛いとき、逃げ道を考えてしまう事もありましたが、その都度、次に父に会った時に〝私はこういう人生をしっかり生き切った〟と伝えたくて踏みとどまって来ました。
あんなに良く思っていなかった母にも、最近は感謝の気持ちも湧いてきています
どんな人生にも、それぞれの意味があるんだなぁ…と
いつか来る私のお葬式でも、涙を流してくれる人がいる様に生きていきたいと思った父の命日でした‼