【御礼】第13回『ハート・トゥ・アート』終了 | しのブログ=Today's ouzou

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日々の絵、活動お知らせ、日記

日々 散文。
日々 散心。
日々 それらを見繕う。
日々 それらを紡ぎ落とす。

4月9日(土)~11日(月)、第13回『ハート・トゥ・アート』開催、終了致しました。

ご来場いただきました皆様、お手伝いしてくださったスタッフの皆様、出展作家の皆様、応援してくださった皆様、
そしてハート・トゥ・アート主催者渡辺さん、本当にありがとうございました。
http://www.heart-to-art.net/




今回、ポスターなどのメインビジュアル、そして会場のメインとなるインスタレーション作品にて参加させていただきました。

作品の核とさせていただいた、”ムスメ”の立体作品。
そこから皆様に描いてもらったリボンを繋げていき、クロスした紙にも皆様に描いていただきながら、
3日間で作品を少しづつ変化させてきました。

こうして、皆様と一緒に造り上げるインスタレーション作品を作ったのは、実は私にとってははじめての事でした。






会期中はパフォーマンスなどもおこなわれました。
4/9は言霊表現者/森田智子さん、フルート演者/天野樹さん、文字顔書道シンガー/絵鳩なぎささん の即興パフォーマンス。
4/11はフルート演者によるフルート4重奏。





切り絵作家の田中良平さんが、小僧とムスメを切ってくれました♪



私にとって、楽しみながらも、色々考えさせられるイベントとなりました。

何かをはじめる事は、最初は不安定なものです。
歴史は自身で創り上げて、切り開いていくものですから。今、ここから。
再出発という形のイベントの最初に関われた事、とても感謝してます。なんと貴重な事。

これからのハート・トゥ・アートがどう変化していくか、どう足跡を残していくか楽しみです。



最後に...今回私のブースのステートメントにて締めくくりたいと思います。

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私の中で「リボン」は、女性的な可愛らしさ、嫌らしさが全面に出て、嫌悪感を感じ今まで避けてきたモチーフの1つでしたが、女性、少女を描き続けてきている作家として避けてはならないモチーフであると感じ、2014年から「リボン」を使用した作品を描くようになりました。
その中で「リボン」は様々な意味が派生し「結び目(節目」)や「X」や「交錯」、時には「十字架」「ナイフ」「愛情表現」等、現在、様々な意味を含めたモチーフの1つとなっております。

今回大切な節目を結ぶ意味としてリボンを使用していたのですが、途中で「Ribbon(リボン)」は「Reborn(再生)」でもある事に気づかされました。

メインとなる立体の作品は2008年に制作したものであり、じっと眠りに入っていた作品を今回あらたに再生したものとなります。
そして『ハート・トゥ・アート』は、2000年に第一回目を開催、様々な理由から2005年11月5・6日に開催された第11回の終了後、イベントとしては休止状態となり、今回まさに「再生」すべく立ち上がったアートイベントです。
過去、今、ここから、この先へ。再生、そして新たな芽生えへ繋がりますように。

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会期中の写真、関連記事など『ハート・トゥ・アート』のFacebookにもたくさんアップされておりますので
是非ご覧ください。
https://www.facebook.com/HEARTtoART


※追記

4月17日より4月23日まで、第13回『ハート・トゥ・アート』の模様が『すぎなみニュース まちかどNOW』で放送されています。ケーブルテレビJ:COM東京(杉並エリア)で9:00/12:00/16:25/18:55/20:00/21:55の1日6回放送となります。

テレビを持ってらっしゃらない方などは、杉並区役所ホームページ動画コーナーでも見ることができます。
サイトではもっと長めの期間に渡って見ることができるようです。
私のインタビューも映っております。