3人の子供達と過ごす時間。
特に昼間は上2人が保育園に行ってる間
三男とはべったりになるので
できる限り毎日の成長を目に、身体に
焼き付けておきたいと噛み締めている。
あやすとゲラゲラ笑って
何か話しかけてくる三男。
この笑顔が声が時間が、癒し〜
そして、母と過ごす残された時間。
もう母は母ではない。
先日、要介護4が認定された。
訪問医療やヘルパーさんを決める時期。
月曜日にその面談がある。
最近は暇さえあれば誰かに電話してる。
相手が出なくても話してるし
5分通話無料だけどもっと話してしまう。
発信履歴を見たらアメリカ合衆国が2件
どうやってどうなってかけたんだ！？
そしてさっき母から電話がきた。
耳も遠いし、認知症に似た症状なので
全然会話にならない
それでも終盤にこの会話がスムーズだった
それじゃ寝るからもう切るね
お休み！まあちゃん(母のこと)も早く寝な〜
また明日ね〜！お休み⭐︎
今までしてた普通の会話と同じ。
なのにこのやりとりが出来て感激してる私。
そして、電話を切って涙が止まらない私。
また明日ねって言える今に感謝してる。
今生きててくれてる母との時間に感謝。
今朝、子供達に桃を切ってあげてる時
キッチンで不意に号泣しだしてしまった…
時々ふと涙してしまうことはあるけど
子供の前で泣いたのは初めてで
気付いた長男がびっくりした顔で
「え？どうしたの？」と2回聞いてきた。
黙って涙を拭いてたら、食卓の椅子から
おりて私の後ろにそそそそっと来て
背中をなでなでしてくれた長男。
親が泣く姿って子供はショックだよね。
ごめんね。困惑させてしまったかも。
もう子供の前では泣かない！
とは簡単には誓えない。自信がない。
私達との思い出や、私達の存在すら
もう忘れ始めてる母。まだ67歳なのに。
単純に癌で亡くなると思ってたけど
ボケて最期を迎えてしまうなんて。
大好きな母を失うことを、
より諦めさせるかのようなこの流れ。
本来のまともな母と
最後に一緒に作った料理
最後に一緒に行った旅行
最後に一緒に撮った写真
あれが最後だったのかーとしみじみ思う
でも思い出せないことは
最後に交わしたまともな会話。
もうまともな会話は難しいけど
それでも居なくなるその日まで
なるべく会いたいし話したいし触れたい。
母が本来の母に近い状態が
どうかどうか、少しでもほんの少しでも
続いてくれますように。。。