本日の審議:継続になりました。自民党議員から初めての答弁有。 | 東京都足立区梅田8-13都営住宅敷地に認可保育園等の設置を求める会

東京都足立区梅田8-13都営住宅敷地に認可保育園等の設置を求める会

東京都足立区梅田都営住宅敷地に認可保育園及び学童保育室の設置を!
足立区子ども施策調査特別委員会で継続審議中。
次回2013年6月30日午後の審議。
いろいろ足立区に意見をしたりしていますが、
議論がかみわず。

本日、子ども施策調査特別委員会がありました。


前回から目新しいことはなく、

もうすぐリニューアルオープンする、ギャラクシティーという

足立区のビッグプロジェクトの内覧会に行くから、

15時半には終わりにしようと、委員長から何度か発言がありました。


1歳の子どもが声をあげたりしたので、

途中退室しながらですが、本日の話の内容。


自民党 藤沼そうじ委員の答弁。

認証保育室、小規模保育室、保育ママは2歳までで、

3歳以降困っている人が現にいるわけだから、

そこを認定子ども園でやっていこう。


子ども子育て新システムがH27年度から始まる、と

2年先だから、前倒しで足立区としてやっていこうじゃないか、

と。


認可保育所という言葉は出ませんでした。



無会派 市川おさと委員の答弁。

足立区環境整備条例の話をまたしていました。


100戸以上の集合住宅を建てる際は、保育需要について、

事業者と協議するという件をもっと戸数を減らして

協議させたらどうか。

また、戸数の多い集合住宅をつくる際には、

保育所を事業者に作らせると条例化してはどうか、

との答弁がありました。


それは建設委員会に、などといった役所側の発言があり、

市川おさと委員と議論がかみあわず、

そこに藤沼委員から助け船が入り、


(筆者の解釈が多少入りますが)

人口流入による公共施設の新規設置コストを

行政だけが負担するのではなく、

事業者にも負担してもらうという議論をすべきではないか、

ということですよ。


この前、新田学園(足立区の小中一貫校)を見学に行ったが、

http://www.adachi.ed.jp/adshin-j/index.html

芝生がきれいだった。

果たして、この整備までは足立区だけがコスト負担するのは

どうなのか。

新田地区を開発したURにもコスト負担を求めてもいいのでは。


という答弁。


結局、人口が増えても、

特別行政区である足立区に入る収入は、

所得税も固定資産税も国に入り、

唯一住民税だけ。


だから、今後そういう議論をしてはどうか、という答弁でした。



その他は、目だって新しい話は出てこなかったという印象。

継続になりました。


ここからは、筆者の感想です。

異議申立てを集団で行い、認可保育園を作って欲しい、というニーズに対しては、

お金がかかる、というだけで、

認可保育園とを作る、という話にはほとんどならなかった。

最大会派の自民党は、幼稚園型の認定子ども園の可能性しか

解決策を見出そうとはしない。


認定子ども園もいくつか型があり、

保育園型であれば、喜んで、ということにもなるが、

基本的に足立区の認定子ども園は私立幼稚園が認定子ども園に転換するかたちで、

基本は私立幼稚園なのだ。


認可保育園自体が、園庭がなくても作れてしまう現状に対し、

幼稚園は園庭が必要なので、

子ども外遊びが出来ないということは回避されるが、

認可保育園に預けたいという親のニーズにあうのだろうか。

ニーズにあわない部分があれば、それを埋めるアイデアがあるだろうか。

そこを議論できればいいのですが。。。


ちなみに、足立区には、区立幼稚園はありません。


また、コスト負担を誰に強いるか、という話が出てきた。

当然といえば、当然なんだが、

大規模開発をするとしたら、事業者の負担が大きすぎて、

足立区では再開発を実質できないという選択をするとは

とても思えない。


むしろ、生活保護を受けている人や就学支援受給者が減ると

足立区の支出も減るぞ、という方向に持っていかないといけないのでは。

生活保護は、地方自治体の負担もあるわけだし。


人口減少社会を前提として、

子どもにはあまりお金をかけないで、よりいっそう子どもが増えないと

経済状況も悪化していくばかり。

子育て時代をとっくに終えた議員さんたちの年金を払っていくのも

子どもたちなんだけど、どうもお金を出したがらないよなあ。


次のアクションを検討します。いいアイデアがある方はお知らせ下さい。