哲先生へ | 明るいほうへ

明るいほうへ

お山を住処とするにんじゃに憧れるさすけともうします。
わけあってにんじゃ修行ができなくなりました。


暑かった今年の夏

あっし

図書館に避難した時のことでごじゃるよ

そんとき

目に飛び込んできたんが

 

大地をうるおし平和につくした医師 

中村哲物語

いう
一冊の本でごじゃった
本
 
借りて帰ろうとカウンターで
手続きすると
「この本は
課題図書になっていて
1週間しか借りられません」
しかも
「ここの図書館で返却をお願いしています」
っとのことで
ちょっと離れたとこの図書館だったので
やめて帰ったのでごじゃるが
どうしても
気になって
また
別の図書館にいってみやしたら
やっとのことで
念願がかない
通常の貸し出しができやした
桜
 
あっし
ここっ
ここっ
どっこも
哲先生のことで
いっぱいになっちょりやす
鳥

 

 

子どもたちにも
大人たちにも
ぜひぜひ
読んでもらいたい
一冊で
ごじゃるょん♬♬
 
 ハート  黄色い花  クローバー  黄色い花  キラキラ  
 
 
哲先生
 
あなたの
おこころも
あたまんなかも
 
隔たりがないのですね
 
いちばん
たいせつなんは
いのち
なのですね
 
日本人であろうが
異国のひとであろうが
まったく
関係ない
 
目の前に
こまっているひとがいれば
ためらわず
手をさしのべる
 
お医者さまとして
たくさんの
尊いいのちを救われた
 
個々の患者さんに
眼を向けられ
そのひとたちのいのちを
救うためなら
専門外の病気にも
取り組まれて
対応される
 
一方で
お医者さまの枠には
とらわれず
このひとたちに
いま
待ったなしで
要るのは
 
医療も
たしかに
大事だけれど
もっと
大事で
必要な
ものが
あることに
気がつかれ
気がつかれた
その日から
それを
どうやったら
得ることができるかと
考え
そく
実行にうつされる
 
その揺るがぬ
ちから
精神力
行動力
 
その
みなもと
へだたりなく
みる
ことが
できる
愛にあふれた
なまざし
では
 
 
お医者さまという
しがらみも
肩書ちゅうもんも
哲先生にとっては
どうでもよいこと
眼にうつる
いのちを
いかにして
救うのか
このことだけを
考えておられる
 
いのちを
繋ぐのは
 
だっ
 
水があれば
体が洗える
 
水があれば
飲み水があれば
食べ物が少なくても
ひとは生きていける
 
水があれば
畑で
作物が育つ
 
作物が育てば
食べ物ができる
 
飲み水と食べ物があれば
病気がへって
この地で
人々は
家族と
生きていける
 
 
哲先生は
さっそく
井戸をほります
 
現地のひとたちと
一緒に
汗を流し
率先して
土にまみれ
ひたすら
井戸をほります
 
 
井戸のつぎは
用水路をつくります
 
哲先生は
ご自分の足で
現地をみられ
ご自分の眼で
現地をみられ
不可能と思われた
この用水路を完成させます
 
哲先生は
現地で調達できるもので
現地のひとたちとともに
工事をすすめます
 
ご自身だけで
進めるのではありません
 
莫大な援助よりも
現地のひとが
現地のもので
つくることに
こだわられます
 
現地のひとが
力をつけ
自分たちで
修理までできるように
なりました
 
困難にぶつかっても
けっして
途中で
投げ出されません
 
たくさんのひとの力を借りて
ついには
不可能で
夢のまた夢と
言われていた
ガンベリ砂漠
まで
用水路を
ひいたのです
 
子どもたちは
その水で
顔を洗ったり
体を洗ったり
笑顔がはじけます
 
大人たちは
お芋を植えたり
作物をつくることができます
家族で
食べていけるだけの
作物が得られたのです
 
 
こんな
嬉しいことが
ありましょうや
 
 
異国から
作物を買わなくても
その土地で収穫でき
そこで暮らす人たちが
協力し合って
農業をする
食べ物ができると
その土地で
家族みんなが
離れ離れにならず
暮らしていくことができる
 
 
 
 
これこそ
哲先生が
危険をかえりみず
みずからが
常に
先頭にたち
実現したかったことだったのですね
 
目指された世界なのですね
 
哲先生の生涯を
一冊の本にしてくださった
松島惠利子さんにも
感謝しています
 
この本のおかげで
あっしゃ
哲先生のことを
身近くに感じることができます
 
遠くのお国にくらすひとのことを
身近なひとと同じように感じます
 
戦争や
干ばつに

今もなお

苦しむひとたちがいて
病気になっても
病院に行けるどころか
お薬さえも飲むこともできず
いのちを落としているひとがいること
きれいなお水がないので
救えるいのちが
救えないだなんて
 
これも
みんな
この星のこと
 
この国に
起きた
大干ばつの
大きな引き金は
わたしたち
先進国の影響なんです
 
二酸化炭素を
それほど
だしていない
アフガンのひとたちに
深刻な飢餓が起こっているんです
 
 
 
けっして
他人事
ありませぬ
 
 
遠い異国のことだと
思ってきたわたしのなかに
哲先生が生きた
ペシャワールの暮らしに
そこで暮らすひとたちのことに
思いをはせることができます
 
お水に感謝することができます
食べ物にも
病院にかかれることにも
お薬が飲めることにも
家族と暮らせることにも
電気が灯ることへも
感謝することばかりだということに
気がつきました
 
幼い頃の哲先生が
昆虫の世界から教わったこと
「ひとは見ようとするものしか見えない」
という
教え
 
おばあちゃんの
「弱いものはすすんでかばうこと。
どんな仕事も同じように尊い、
決して職業でひとを差別してはいけない。
どんな小さなもののいのちも
大切にしなくてはいけない。」
という
こころに刻んでおられた教え
 
哲先生からいただいた教えを
あっし
これから
こころに刻み
大事に
生きていきやす
 
哲先生に
いつも
勇気をいただくことができやする
 
哲先生
今日は
お誕生日
 お ハート め 星 で 黄色い花 と ピンク音符 う クローバー 
 ご 黄色い花 ざ 音譜 い キラキラ ま シャンパンロゼワイン す 
 
 
 
いま
めにみえるもの
眼を向ける
(そのまんま)
こころを寄せる
 
 
 
 
そのつぎは
 
じぶん
できることをする
 
こころを
こめて
 
 
 
音譜
音譜
音譜
 
 
 
 
この先も
ずっと
家族と
 
 
ラブラブ
ラブラブ
ラブラブ
 
 
笑顔で
い(き)られるよう