7月4日 は 父のいない父の お誕生日
家族で父を偲びました
大好きだった 高級(笑)メロン をお供えしました
優しい笑顔の父の写真の前にすわってると
どこかしら
いつものなつかしい父の声 がします
ちち:「わしんとこは戦前 遠江とわしんとこくらいじゃった
メロンのハウス栽培 っを
いち早く始めちょったんじゃ
そんじゃけど ハウスのガラスがのぉ~
空襲のかっこうの標的になるっていうんで
泣く泣く
ぶち めいだ(とりこわす)んじゃぁやぁ~」
って
な
あの何度も何度も聞かされた(むかし…)メロン 話
いまは
ただ
ただ
な
つ
か
し
い
父
の
( 自慢
)
話
さすけ:「それかねぇーーっ 父さん家ゃぁ~ すごいぃ
んじゃね
日本で一番最初 って
すごいわぁ
美味しい 美味しい
高級(笑)メロンつくっちょったんじゃね」
って
それかね
それかね
って
にこにこっ
笑って
きいてあげたら
えかった
って
また
さすけ
ぅわぁぁぁ~~っん
そんな
お誕生日の二日前
の
こと
で
し
た
ログでたくさんのホタル
に出逢い
ました
父が愛したログを流れる自慢のせせらぎ
ちち:「よそぇなんぞ わざわざみに行かんでも
わしのとこにも ょぉけ(たくさん) おるんぞっ」
と
毎年
毎年
得意げに
言っちょった父
とうとう
一緒に見に行くことがなかったことを
思うと
また
あぁ~~~ん
父さん
さすけっちゃぁ いけんね
ばか
ばかっ
ばか
ばかっ
さすけ:「そんなら 手伝いがてら ホタル見て帰ろうか」
って
一緒にログについて行けば良かったね
ちち:「おまえ(へなちょこりん)なんぞが来ても 足手まといなだけで
ひとっつも役にゃぁー たちゃぁせんっ~~」
の
ひと言を真に受けちょった愚かもの
(悔やんでも 悔やんでも 悔やんでも…)
ログに あんなに たくさんのホタル
が
生息してるとは ほんとに 感動
しました
(父さんが言いよったん けっして大げさじゃなかったんじゃね)
すまんQ
その夜
父がホタル
になって
逢いにきてくれたような気がして
う
わ
あ
ぁ
ぁ
/
/
嬉し 涙
も
たくさん
↑
Kさんの
ホタル
の写真
(…むかしむかしのものでござるが…)
良かったらご覧くださいませっ
(…撮影場所もログではござらぬが…)
父と話したい
父に逢いたい
父への想い(後悔)ばかり
あふれてしまう さすけなのでした
そんな折
心友が
「父のこと 悔やむ必要はないし 自分を責める必要もない」
と
「無理をしないで、今 自分の出来ることをしていこぅぃねっ」
と
言ってくれたほ
さすけ
お風呂♨のように温かい心友の言葉
に
ほんとに
救われました
そんな
なきむし
さすけ
先日
図書館で
一冊の本と
出逢い ました
「ふたりの桃源郷」
父が
物語の主人公の
寅夫じいちゃんになって
わたしに
語りかけてくれたんだと
おもいました
どうして
山に
そうまでして
お山に
行くのか
葛藤を乗り越え
優しい旦那さまのお支えもあって
ご両親の山への想いを
三女夫妻は受け取り
大阪から
山口へ移り住みます
そして
一緒に
土を耕し
ご両親さまに
教わりながら
山を守ってく
想いを引き継がれてく
家族とは
夫婦とは
親子とは
命とは
老いとは
しあわせとは
・
・
・
お互いが
お互いのことを
一番に
思い遣る
何がなくても
ふたりでいられること
それに
感謝して
朝から晩まで
惜しむことなく
体を動かす
自分たちの
食べるものは
自分で
何とかする
・
・
・
これがじいちゃんの信念
(じいちゃん かっこぇぇーーっ♡(⋈◍>◡<◍)。✧♡)
一日の終わりは
じいちゃんのために
薪をくべ
お風呂をわかす
ばあちゃん
(ばあちゃん 可愛いぃーーほっ♡(⋈◍>◡<◍)。✧♡)
寅じぃ:「あぁ~~ えぇ 湯じゃのぉーーー」
と
じいちゃんのしあわせの雄叫びぃっ~♬
ばあちゃんは薪をくべくべにっこり~♬
ちち:「〇〇子がおるけぇ~ わしは頑張れる」
自給自足の食事
山の畑の恵みに感謝し
ふたりで
仲良く
いただく
ちち:「 〇〇子の笑顔がなによりのわしのごちそうじゃ」
日暮れとともに
バスのダブルベットに
ちぃっこぃばあちゃんを
えっこらしょっと 引き上げる
じいちゃん
おふたりは
いつも
ひっつぃちょる
らぶらぶなほ
「〇〇子ゃ」が父の口ぐせだった
いつも 優しく 母の名呼びかけちょったね
ふたりにとっては
ここの暮らしは
まさに
なにひとつ
不自由がないくらし
そこに生きるもの
すべてを
愛しむ暮らし
愛するひとが
いつも
そっと
そばで
笑いかける暮らし
電気や水道も通ってない中国山地の山奥で暮らす
30年にもわたる愛の物語
おじいちゃんとおばあちゃんとその家族の物語
で
し
た
たくさんの涙とともに
たくさん
豊かに生きる智恵を
教わったのでした
ログに行って
一日中
ひとりで
つなぎ着て
汗(・_・;) びっしゃこ
がむしゃらに
ふらふらになるまで
作業してた
父 の姿が
重なりました
(ぅぅぅるる)
そんな無謀な父の行動を
理解することなく
ただただ責めるばかりで
一度も
一時間も
一緒に
ログで
過ごさなかった
親不孝なさすけでした
(じゅゅぅるる)
それでも
父のお誕生日に
天国の父からの
お手紙 をもらった
父の母を呼ぶ優しい声をたくさんきいた
そんな
しあわせな
しあわせな
一冊の本 との出逢い
でした
(るんるん)
(ぴょんぴょん)
…さすけのことをちょっこし…
何をしたわけでもござらぬのに
あっし
お腰から右足にかけて痛いのでごじゃるょ
こんな調子で
母さんの注射もしゃがんで立ち上がることが
ありゃりゃ
できんではないか
ぅんこら ぇっこら
やっちょったら
そしたら
母さん
わたしの重たい重たい椅子を
ぐぐぐぐぅ~~~ん
っと
あっしのおしりめがけて(笑)
瞬く間に引き寄せた
なんちゅう
馬鹿力っ
んでもって
はは:「そこへ はょぉ~座り~ぃさんっ」
って
はぁーーー
かあちゃん
かっこよ過ぎるじょぉっ
左足はどうしても
ひとりで
はけれんかったお靴も
あっしがしゃがめなくなってしまってから
靴べらで
上手に
工夫して
はいちょる
ちょる
かあちゃん
よゆう
よゆう
できることが
また
増えたね
あっし
こんな
嬉しい
発見
がいくつもあって
なぁぁ~にぃ
腰痛も
らっきっぃ
なのらっ
ぃてて(笑)
やっぱ
いてぇやゐっ