アクセスありがとうございます、ししまるです!


コロナ感染拡大により、世界中で起きている

アジア人の差別問題。


テレビのニュースでそんなことが

取り沙汰されていたことは、記憶に新しい。


テレビニュースはネガティブなものに溢れている。


それらを目にした私達は

「わあ、そんなことになってるんだ…」

と暗く悲しい気持ち、時に怒りを感じる。


しかし、それは私達が実際に目の前で

身をもって体験、体感したことではないことが

ほとんどである。


そして氷山の一角である切り取られた情報を見て

それが氷山の全容であると思い込むのである。


しかし実際には、氷の欠片の向こうには

穏やかな草原が広がっているかもしれない。


そんなことを気づかせてくれた動画がこちら。

(ちゃんと日本語字幕出るので、ご心配なく)

 


アメリカに留学している日本人男子高校生が、

実際にコロナによるアジア人差別を受けた時に

アメリカ人はどのような反応をするのか?


という社会実験。


結論から言うと、アメリカ人の方々の

優しさや温かさに感動し、涙がこぼれた…えーん


正直、私はこれまで、

こうした社会実験動画やドッキリ動画が

あまり好きではなかった。


人を騙して広告収入を得るみたいな

ネガティブなイメージがあったのだ。


でもコロナ問題はまだまだタイムリーな話題だし、

動画主の最初に見たハンバーガー寄付動画に

感銘を受けて、興味本意で見てみたのだ。


ちなみにハンバーガー寄付動画はこちら。

こちらも泣けた…えーん

私からも彼にありがとうを贈りたい。

 


実際にコロナによるアジア人差別を受けた方も

少なくないかもしれない。


しかし、こうしてそんなつまらない差別を否定し

温かく守ってくれる人がいるのも確か。


私が言いたいのは、氷の欠片を見て

絶望や痛みで自分を包むのはやめよう、

ということ。


人を殺す人もいれば、

人を救う人もいる。


そのどちらかを否定し、目を背けるのも違う。


またそのどちらの方が多くて少ないだのと、

定量化することにも意味がない。


それら全ての事象、存在を受け入れ、

それが人であり、今の世の中であり、

この社会、地球なんだと認めること。


全てはそこから始まるのだと思う。


清濁併せ呑む度量を持ちなさい、

と常々、私が父から言われてきたことだ。


これから先、どんどん彼のように

自らの素直な心に従って行動し、

それを見た賛同者でムーブメントが

起こることが日常になっていくだろう。


そのムーブメントは、表には出てこない

ほんの小さなさざ波かもしれない。


でも蝶の羽ばたきが台風を起こす、

そんな時代の到来を予感している。


最後に、2つ目に紹介した

ホームレスにハンバーガーを

寄付する動画について。


私の個人的なエピソードだが、

私は1年ほど前に、駅の券売機で

切符を買おうとしていたところ、

見知らぬホームレスの男性に

急に声をかけられたことがある。


「あのー、財布を忘れたので、

電車賃を貸してくれませんか?」


急で驚いたし急いでもいたので、

「あ、すみません、、」

とろくに目も合わさずに

逃げるように立ち去ってしまった私。


でもあの日のことがずっと気にかかっていた。


小銭くらいあげれば良かったかな?

でもまた声かけられたら怖いし…。


しかし、明るくテンポ良くハンバーガーを

配る彼の姿を見て、あの日の私の逡巡が

浄化されたような気がした。


今の私は大それたボランティアをする

勇気は無いけど、その時、目の前で、

できることをしよう、と決意した。


小さな親切に、もう勇気はいらない。

そのまま表現すれば良いだけ。


ありがとうニコニコ