今回読んだ本はこちら
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あらすじ
主人公の堀井香恵は文具店のアルバイトで万年筆を売る大学生。
また,音楽サークルでマンドリンの練習にも励んでいた。
ただ,何か物足りない思いを抱えたまま日々を過ごしていた彼女。
そんなある日,自室のクローゼットで前の住人が置き忘れた
ノートを見つける。
そのノートが開かれたとき,香恵の平凡な日常は大きく
変わり始める。
読み終えた後も温かい余韻がいつまでも醒めない極上の感動作。
にんじんの感想
雫井さんの火の粉が面白かったので,2冊目として読んでみました。
タイトル,あらすじからわかる通り,この物語のカギは,
一冊のクローズド・ノートです。
ノートの中身は,ある人の日記なのですが,そこに書かれている
文章を辿る度に,この物語に引き込まれていきます。
火の粉では,衝撃的なサスペンス劇を繰り広げましたが,
今回は純愛です。
最後にほろっと泣ける場面が出てきて,
じーんとなってしまいました。
この話は,内容がわかってしまうとつまらないので,
あまり多くは語りませんが,読後感はいいので,
お薦めの一冊です。
興味のある方はぜひどうぞ
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ちなみに,映画も出ているみたいですね。
こちらはまだ観ていませんが,原作に比べて評価が
低そうですね。
竹内結子や,沢尻エリカのキャスティングは良さそうですが,
ストーリーをちょっと変えているので観ようか迷っています。
この映画の記者会見で「別に」発言をし,沢尻エリカの評価が
変わってしまったのも記憶に新しいですね。
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