最近、とある動画投稿サイトで有名になりつつある人物がいる。
一人はYOKO氏、もう一人はKAZUYA氏だ。
おそらく御存知の方も多いと思われるが、ほんの一年前までは、全くの無名で何の力も持たない若者に過ぎなかったのだから驚きである。
彼らは動画を通して皆に訴え、皆の共感を得、それが徐々に拡散されていったわけで、今や一人はニコニコ動画のCGSに出演するようになり、もう一人は雑誌で取り上げられるようになった。

 彼らの年齢はおそらく20代中頃で、自分から言わせれば本当の若者である。(KAZUYA氏は24歳と発言している)
自分と一回り以上違う彼らが、今の政治の特に韓国の異常性について動画を投稿しており、それがネット上で支持集めています。
彼らの動画が支持され有名になっていることを見ると、日本人の多くに、何かしらの韓国人に対する、えもいわれぬ不信感があったのかと思い起こさせる。
もっとも不信感はあっても、何も調べようとせず、ただ韓国人の言い分を鵜呑みにしてしまっていた日本人がほとんどだったとも思う。だからむしろ、韓国人に対する不信感よりも昔の日本人に向かっていたのではなかろうか?
 中国人や朝鮮人にあれだけ日本が文句を言われていることに対し腹立たしく思うが、その原因を作ったのはかつてに日本人だったと考え、昔の日本人に恨みに近いものを持っていたのではないだろうか?
だがしかし、そういった思い込みが上記で述べた若者による動画で、わかりやすく面白く解説されることで、自身の認識が誤っていたと気づいた人が多かったのでは無いだろうか?
このことはとても良い傾向であり、喜ばしいことではあるが、正直自分は諸手を上げて喜べなかったりする。
なぜなら、自分の韓国嫌いは20年に及び、彼らより遥か昔から韓国について調べてきたからである。
(もっとも自分がネットを始めたのが15年ほど前なので詳しく調べ始めたのはその頃ではあるが)

 自分自身はそのような知識を他の人に何度も言ってきたが、誰も耳を貸さなかった経験がある。
それは自分の説明下手と、自らを省みず相手を批判するような言い回しを日本人が好まないからであろう。また政治自体に興味を持たぬ人ばかりであった。
正直、その話をしていた時も、いくら事実を述べても自分の考え方が間違っていると言われ、差別主義者のレッテルを貼られたこともあった。
それが今や明らかに日本人の意識が変わり、中韓のやり方がおかしいと気づき始めた人間が増えてきている状況にある。
自分としては、昔、自分が語っていた時に、もう少し自分の話に耳を傾けてくれる人がいても良かったのではないか?と思ってしまうわけだ。
自分の努力不足はあるにせよ、当時の周りの人たちは自分で考えることを止めてしまった人たちだったではないか?
今頃になって自分の考え方が正しかったと人に言われても少しもうれしくは無い。むしろそれに気づかなかったお前たちが愚かなのだと思ってしまうだけである。もちろん自分の年齢に近い人間ほどそう思ってしまう。

 しかしいわゆるゆとり教育で育ったであろう、上で述べた二人は自分が知ったときよりも若いくらいの年齢で、正しい認識をしており、またそれに共感する若者も増えてきている。
自分と同世代の人間は愚かだと思うが、彼らのような若者が増えてきていることは、日本の将来に明るいものを感じさせてくれるのだ。

 彼らは今は無きエンジョイコリアなる日韓翻訳サイトは知らないだろう。自分はそこの常連で良く投稿もしていたものだが、あのサイトで日本人側の情報提供が(韓国人の投稿は罵倒や無限投稿のサバ落としばかりだった)とても知識を得ることに役立ったのだが、そのようなサイトも知らぬ彼らがあれだけの情報を持つに至ったことはまさに驚きである。またそれと同時に自分の努力の足りなさも痛感させられたのも事実である。

今の日本人に必要なのは、自分で考え、自分で調べ、自分で判断することでは無いだろうか?
日本人は自分で考えることがしなさ過ぎる。何にでも巻かれようとするこの体質は、社会生活において、もっとも円滑で効率の良いものだが、自分の意見を持たないものに未来は無いのである。

自虐教育の結果、日本が悪だったと思ったは、言い訳にはならない。同じ教育を受けた、むしろ家庭では新聞は朝日、テレビはNHKばかり、親は典型的な左翼思考で社会党の支持者だった自分がそうならなかったのだから。
自分が教育を受けた当時から疑問に思い続けた結果、今の中韓に対する不信なのだから、気づこうと思えば気づけるのである。だからこそ日本人は自分で考えて行動しろ!と言いたい。