足関十段のはなし あるいは(誕生日がもたらす注目の的) | 古林一誠オフィシャルブログ「空想のジオグラフに John Smith は11人いる!」

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劇団「お座敷コブラ」
俳優・奇術師
舞台についてや少し不思議な日常を書きます

先日、テレビで

足つぼ最強トーナメントが開催されました(番組内企画)

出場者の中に、総合格闘家の

今成正和(いまなりまさかず)選手が出場されておりまして

個人的に大注目な企画でした。

 

テレビで放送されるとその影響力は大きく、

私がよく見ている、某総合格闘技の話題が提供されるサイトで、

今成正和さんに関する記事が、「最近の注目記事」にあがっていました。

 

この流れに便乗して、このブログでも勝手に紹介します。

 

今成正和選手は

1976年2月10日うまれ

(なんと本日誕生日✨)

のベテラン選手です。

 

現在(2024.2.10)の戦績は

63試合39勝22敗2分

 

そのうち一本勝ち(関節技で相手からまいったされた勝ち)が28勝、

自身の一本負け(まいった負け)は0という無類の寝業師です。

さらに、KO(打撃でのノックアウト)負けはたったの4つ。

相手からすれば、かなりのクセ者な選手です。(そこがイイ)

 

足への関節技を得意としており「足関十段」の異名を持ちます。

相手の足元に滑り込んで絡みつく動きは

Imanari roll」と呼ばれ世界中で使用されています。

↑Youtubeにて検索すると How to 動画がたくさん出てきます。

私もずいぶんマネしてみたものです(笑)

 

レジェンドと言ってもよいベテラン選手ですが、

最近の日本の大きな大会「RIZIN」などにも出場されており、

星取りは明るいものではありませんが、どれもとても面白い試合になっています。

 

2022年の鈴木千裕(すずきちひろ)選手との試合は

年齢差20歳以上、干支二回りほど鈴木選手が若い試合。

若く打撃にキレのある鈴木選手と、ベテランの足関十段がどう戦うかという試合だったのですが、

双方の狙いがわかりやすいので終始緊張感がある試合でした。

↑切り抜き動画があがっていました

試合のハイライト+途中に試合後インタビューも入って4分ちょいの

とても面白い動画です。

 

試合は鈴木選手が勝ったのですが、

試合中常に鈴木選手が足関節を警戒しているところにリスペクトがあり、

試合後の控室コメントやインタビューでもベテラン選手に対しての真摯な態度があり、

非常に気持ちの良い試合でした。

 

今成選手が足に絡みついた瞬間の会場の盛り上がりもたまりません。

途中、かなりガッチリと足関節技をとったようにも見えましたが……

もうちょいだったそうです。鈴木選手、天晴です。

 

2021年の瀧澤謙太(たきざわけんた)選手との試合も、個人的には面白い試合でした。

「一撃必倒の空手王子」の通称を持つ20代の瀧澤選手と、ベテラン「足関十段」の試合……

やはり瀧澤選手は終始足元を警戒し、あまり動きのない試合に批判の声も上がりましたが、

今成選手を応援している自分としては、いつ行くか、いつ行くか……とずっと緊張感のある試合でした。

↑公式より

 

かなり動きの少ない(しかし緊張感のある)試合なので

要所だけ観たい方は14:30あたりの最終ラウンドをどうぞ。↓

15:18あたり

 

足に絡みついた瞬間の会場の盛り上がりたるや!!

うぉぉぉぉ!

 

強面ですが実はとてもお茶目な方で、

 

↓試合前はマイペースでシュールなコメントを

 

↓試合後インタビューはめちゃくちゃ潔く

 

↓青木真也(あおきしんや)選手と一緒に

↓なぜかセーラー服と体操着で公開練習をする

 

という、ひょうきんな選手です(笑)

 

かなりのベテラン選手なので、次の試合はいつになるかわかりませんが……

いつも期待しております。

そして期待以上に楽しませてくださる選手です。

 

足関十段、おぼえていただけましたでしょうか(笑)

 

毎日、豆乳。