LINKには温度センサーに水温センサーと吸気温センサーを入力しています。

もともとそれぞれのセンサー用にCALテーブルが用意されていましたが、
ヨシムラの水温計とズレがあるので、水温計の実測値に合わせて修正していました。

吸気温も気温計を別途取り付けて、実測に合わせて補正しながら仕上げていました。

高温は夏の内に実測値を取ってありました。
ここ数日大寒波が来たので極低温の実測値が取れるので、
寒ーい夜中に冷えっ切った気温の中でセンサーを気温に馴染ませて実測値で補正しました。

キャリブレーションというみたいです。


出来たCALテーブルがこれだったのですが、
いろいろ調べた結果温度センサーはこんなに実測値を取らなくてCALテーブルが作れることが分かりました。
実測値で100度以上とか5度以下とはリアルタイムにその場にいられないので適当な値を入れていましたが
適正な値を設定できます。

・・・・冬は乗らないので10度以下の情報は不要なんですが、ちゃんとしておきたいじゃないですか。

B定数を使います。
B定食じゃないです、トウダイ行けばわかります、B定。


温度センサーは温度により抵抗値が変動します、一定(5V)の電圧を掛けることで電圧が変動し、それをテーブルで温度に変換して表示しています。

温度センサーはサーミスタなので、B定数があります、この値で各温度の抵抗値を算数で出せます。

ある2点の温度とその抵抗値が2つあればB定食が出来ます。

水温と吸気温それぞれ確実な実測値2つを方程式に当てはめ、ヒロのスパコンで計算します。
グーグル先生が答えを教えてくれます。

【B定数の算出サイト】

 

 





【温度と抵抗値】

 

 








出た結果をCALテーブルに入れました。
実測値で作成したテーブルとは大きな差は無かったですが、
現実的に実測出来ない値も理論的な値でテーブルを作成できました。


B定食は個々のセンサーで異なるのでそれぞれ2点の味を実測する必要はあります。


このフルコンの世界、面白い。
エンジン制御、電気、内燃機の仕組みを理解しないとセットアップできない。
ある程度はググるとヒントはある、そのヒントから更に調べる、それが分かると面白い。

まったく仕事と収入には繋がらないけど、趣味なので結果が全てじゃない、失敗も含むプロセスが面白い。

 

・・・進む道間違えたかな?www