LINKの設定のその2

車速の入力です。
必要なのは車速のパルスです。
メーターワイヤーではダメです。

私はもともとメーターはデジタル化していてアクティブのメーターを使っていたので
車速を取得するセンサーは付いていました。

これでドライブスプロケットからパルスを取得します。
汎用の近接センサーです。

最近は在庫薄でちょっと入手しにくいですね。他にもデイトナとかメーカー純正のスピードセンサーでOKです。
3線式は+と―とシグナルなので、配線配列さえ判別できればなんでもいけます。

このセンサーの配線は茶色、青、黒で配列は以下です。
茶色:+プラス 12V入力
青:-マイナス アース
黒:シグナル

黒の配線に割り込みを入れてLINKに入力すれば、車速の信号が入ります。



配線は車速の信号をデジタルの入力DI1に配線します。

LINK側の設定です。
四輪用なので4つ設定できますが、左F車輪速に設定します


設定ですが、マニュアルによると以下です。


「設定手順:   較正の値 は 100 m の間に受信するパルスの数です。」


このガイドを元に設定値を算出します。

結果、132強なので、切り上げで133とします。


左F車輪速を設定します。
算出した数値133を較正に設定します。

これで車速が取れます。


スマホのGPSメーターとほぼ誤差無しの設定なのでかなり正確な実測値が計測されます。

次回は速度が取れたので、シフトポジションです。
これは機材は不要でエンジン回転と速度があればできます。