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セシウム検査で判明した子どもの体内被曝の深刻度と言う記事

安倍首相の「食の安全」スピーチは ウソ? 最新データ独占入手

(週刊朝日 2013年10月04日号配信掲載)



http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20130925-02/10.htm


セシウム134と137はウランの核分裂などにより生じ、自然界には存在しない物質だ。

福島から近い関東の子どもたちが、原発事故で飛び散ったセシウムを体内に取り込んでいるのは間違いないだろう。副理事長の大石光伸氏が言う。


「子どもたちが食べ物から常時セシウムを摂取していることが明らかになりました。例えば8歳の子どもの尿に1ベクレル含まれていると、1日に同じだけ取り込んでいると言われます。内部被曝にしきい値はないので、長い目で健康チェックをしていく必要があります」


関東だけではない。放射能汚染による体内被曝が、東海や東北地方にまで及んでいることも分かった。

福島を中心に200人以上の子どもの尿検査を続けている「福島老朽原発を考える会」事務局長の青木一政氏が、実例を挙げて説明する。


「昨年11月に静岡県伊東市在住の10歳の男児、一昨年9月には岩手県一関市在住の4歳の女児の尿からセシウムが出ました。この女児の場合、4・64ベクレルという高い数字が出たため食べ物を調べたところ、祖母の畑で採れた野菜を気にせずに食べていたのです。試しに測ってみたら、干しシイタケから1キロ当たり1810ベクレルが検出されました」


食品に含まれる放射性セシウムの基準値は、1キログラムあたり一般食品100ベクレル、牛乳と乳児用食品50ベクレル、飲料水と飲用茶10ベクレルだ。

ただし、基準そのものに不信感を持つ消費者も多い。

検査もサンプル調査だから、東日本の食材を敬遠し、なおかつ1ベクレルでも気にする風潮につながっている。


体内にセシウムを取り込むと、どういう影響が出るのか。内部被曝に詳しい琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬氏が解説する。


「セシウムは体のあらゆる臓器に蓄積し、子どもの甲状腺も例外ではありません。体内で発する放射線は細胞組織のつながりを分断し、体の機能不全を起こします。震災後、福島や関東地方の子どもたちに鼻血や下血などが見られたり甲状腺がんが増えているのも、内部被曝が原因です。怖いのは、切断された遺伝子同士が元に戻ろうとして、間違ったつながり方をしてしまう『遺伝子組み換え』で、これが集積するとがんになる可能性があります」


矢ケ崎氏は、尿中に含まれるセシウム137がガンマ線だけ勘定して1ベクレルだとすれば、ベータ線も考慮すると体内に大人でおよそ240ベクレルのセシウムが存在し、それに加えてストロンチウム90もセシウムの半分程度あるとみる。


体に入ったセシウムは大人約80日、子ども約40日の半減期で排出されるが、食物摂取で体内被曝し、放射線を発する状態が続くことが危険だと言う。


常総生協が昨年度、食品1788品目を調査した資料がここにある。

結果を見ると、280品目からセシウムが検出されていた。米74%、きのこ63%、お茶50%、それに3割近い一般食品にもセシウムが含まれていたのだ。


安倍晋三首相は五輪招致のプレゼンテーションで自信満々に「食品や水からの被曝量は、基準値の100分の1以下」と言い切ったが、その根拠は何なのか。


資源エネルギー庁原子力政策課がこう説明する。


「厚生労働省が2012年に、流通食品と家庭での調理食品のセシウム調査を行った結果、1年間に受ける線量が、国内どの地域でも年間1ミリシーベルトの1%以下と推計されました。総理の発言はこのデータが根拠となっています」


つまり、放射線を出す能力を示す「ベクレル」を人体への影響の度合いを表す「シーベルト」に換算した結果、食べ物による内部被曝は年間10マイクロシーベルト以下ということらしい。


だが、入手した常総生協の調査データを見る限り、100分の1などととても言えないのではないか。

試しに平均的な量を食べるとして試算してみると、セシウムが検出された白米を毎日、納豆を1日おき、鶏肉、マイタケを週2食、レンコン、アジを週1食べただけで、年間10マイクロシーベルトを超えた。


セシウムが含まれていた食品はほかにもまだある。


東京都荒川区で放射能測定所を運営する関井守氏が言う。


「国が測定する対象には偏りがあり、食品からセシウムが出ていないなどと断定的に言える状況ではありません。事実、ウチで測定しても、木の実や青果から10や20ベクレル程度が出るケースは結構あります」


どうやらきちんと調査してみる必要がありそうだ。 

筆者と取材班がさっそく1台300万円以上する測定器をレンタルし、都内のスーパーで買い込んだ食材を測定したところ、次々とセシウムが検出された。


まず、セシウムが出たのは、秋の味覚レンコン。

この秋収穫されたばかりの茨城産が22・68ベクレル(セシウム134と137を合算、単位はベクレル/kg、以下同じ)と表示された。


食品の放射性物質検査を行う都内の生活クラブ連合会が指摘する。


「水生植物のレンコンはセシウムが蓄積されやすい。川魚から出やすいのと同じ理屈です。こちらで測定した茨城産と栃木産からも検出されています」


調べると、長野県や札幌市などが測定した茨城産のレンコンからも同様にセシウムが出ていた。だが、奇妙なことに地元、茨城県の検査では昨年から一度も検出されていない。


茨城県農林水産部に検査方法を聞いた。


「市町村から要望があがった時点で検査を行い、その地区の1本をサンプルとして測定します」


今年の検査は6月に実施したハウスものだけという。


次に出たのが牛乳だ。


購入した栃木産牛乳を測定にかけると、4・43ベクレルを検出した。


基準値の50ベクレルより十分に低く、少量だが、毎日コップ2杯を飲むと試算すると、年間で最低10マイクロシーベルトの内部被曝をする量だ。安倍首相のスピーチとまたも矛盾する。


栃木県畜産振興課が放射性物質検査をこう説明した。


「県内にサンプルの生乳を取る場所が6カ所あり、2カ所ずつ持ち回りで毎週検査をします。昨年、今年ともセシウムが出たことは一度もありません」


こちらの検査でセシウムが出たことを伝えると、絶句した後、こう答えた。


「4・43ベクレルでも絶対に安全とはいえません。さっそく製造業者を指導します」


セシウムが含まれた牧草を牛が食べて生態移行することが多いため、県では牧草管理の指導も行っている。

だが、サンプルを採取する段階ですでに多くの酪農家の生乳が混ざっていることから、原因となった牧場を特定するのは困難だと言う。


茨城、栃木と並んで、放射線量が高いのは群馬だ。 

中堅スーパーで群馬産のホウレン草、キャベツ、生シイタケを購入したところ、すべてからセシウムを検出した。中でもホウレン草は26・12ベクレルを記録し、セシウムが移行しやすいと言われるシイタケの値を超えた。


群馬産は、今回都内で購入した6品目中4品目から検出。加えて、県北の川場村で買ったアユの甘露煮、生栗からも出た。


県内北部にある物産販売店の店長はこう説明する。


「放射性物質の検査は生産者に任せていて、50ベクレルを超えたら販売しません。ですが、それ以下は基準値以下なので問題ないと思っています」


しかし、小さい子どもを持つ親など、少ない数値でも気にする人が増えているようだと水を向けると、途端に顔を曇らせた。


「正直、どう対応してよいのか。どのくらい含まれているかを商品ごとに表示するやり方もありますが、お金がかかりますので……」


さらに心配なのは、福島第一原発が太平洋へ垂れ流している汚染水による魚の汚染だ。


三陸沖の魚を使ったサバ味噌煮缶詰、サンマの冷凍一夜干しから、それぞれ15・52ベクレル、4・73ベクレルが検出された。サバ缶の製造業者はこう言う。


「昨年秋に八戸港で水揚げされた秋サバです。石巻工場内で第三者機関の測定を受け、10ベクレル以下ということを確認しています」


一方のサンマだが、岩手の発売元によると、昨年秋に北海道に近い三陸沖で水揚げされ、検査に合格したものを仕入れて販売しているという。

ともに12年産のものだ。


東京海洋大の神田穣太教授がこう指摘する。


「基準値より低いとはいえ、回遊性の魚としてはかなり高い数値。サンマやサバのように広範囲を泳ぎ回る魚からは、最近は放射能が検出されていませんので。仮に魚自体に由来する数値とすれば、回遊する中で原発のごく近海を通ったのかもしれません」


サバ缶ダイエットがはやりだが、念のため用心したほうがよさそうだ。


意外だったのは、福島産のキュウリ、ツルムラサキ、ナメコ、米、地鶏ソーセージのいずれも未検出となったことだ。


南相馬市にある放射能測定センターの神谷俊尚さんが、こう言っていたのを思い出した。


「福島の生産者は、農作物がセシウムを吸うのを防ぐためにカリウムを畑にまくなど、かなり気をつけている。近隣県のほうが危ないですよ」


福島県によると、他県にない独自の対策を採用しているという。


「12年度に50ベクレルを超えた品目は、事前確認検査をしてからモニタリング調査をする2段構えの体制を敷いています。また、県と関係機関で協議会を設立し、県内38カ所に放射能測定器を導入して生産者が自主検査できるようにしています。この二つは福島県独自のものです」(福島県農林水産部園芸課)

 

今回測定した54食品中、12食品からセシウムが検出されたが、やはり福島近隣産が多かった。

5月に測定したときも茨城産タケノコ(93・81ベクレル)、生シイタケ(16・99ベクレル)、レンコン(7・80ベクレル)、群馬産メグスリノキ(50・54ベクレル)、栃木産菌床シイタケ(11・45ベクレル)、静岡産お茶(24・38ベクレル)から検出された。


これらを毎日食べていたら、年間被曝量が10マイクロシーベルトどころではなくなるのは明らかだ。

 

しかも、流通網が発達している今の時代。

全国のどこへ行っても同じ野菜や魚が買えるだけに、地域を問わずセシウムを取り込む可能性がある。

 

さらに群馬、栃木、茨城、千葉で線量が高いと言われる地域8カ所の畑の土壌をサンプル調査したところ、最も汚染されていたのは千葉県柏市の3736ベクレル。

次は、茨城県守谷市の2106ベクレルだった。

大地の放射能汚染もまだまだ続いているといえそうだ。


当然、生産者への打撃も大きく、茨城県石岡市で農業を営む魚住道郎さんはこう嘆く。


「100品種以上の野菜を全国に直販していますが、震災後、放射能を気にしてキャンセルが相次ぎました。農地を90センチ掘って下の土を上に入れ替える『深耕』を実施すると、セシウム濃度が3分の1程度まで下がり、ウチのホウレン草は0・5ベクレル未満です。ですが、こうしたことを知っている農家はごく一部です」


さらに福島から遠ければ安心というわけでもない。


福島第一原発から約千キロ離れた大分県の干しシイタケから18・61ベクレルが検出されたからだ。


大分といえば、干しシイタケの生産量が全国一を誇るシイタケどころである。セシウムが出たシイタケ農家はこう釈明した。


「ウチではすべて地元の原木を使い、出荷後に行う椎茸農協の検査でもいままで問題が出たことはありませんでした。今回は都内のスーパーと直取引したものがそのまま売られ、結果的に検査を潜り抜けてしまいました」


大分県椎茸農協では10ベクレルを超えるものは販売しない決まりを作っているが、こうした例外もあるという。それにしても福島から遠く離れた九州のシイタケになぜ、セシウムが出たのか。

調査すると、今回だけではなかった。


大手生協では、11年4月からの放射性物質検査で、実に30検体もの九州産シイタケからセシウム137を検出していた。


「九州産シイタケで福島事故以降に測定したものは、だいたい検出され、10ベクレル前後ありました。ただ、チェルノブイリ事故直後も九州産のシイタケに高い値のセシウムが検出されているので、どちらが原因かは定かではありません。セシウム137の半減期は30年と長いですから」(大手生協)


ただ何が原因であれ、放射性物質入りの食品を食べれば、内部被曝するのは確かだ。


名古屋大学名誉教授の沢田昭二氏は、放射能汚染された食品摂取による危険性をこう指摘する。


「たとえ少量でも内部被曝が長期にわたれば、将来のがんにつながる可能性があります。放射線によって染色体が傷つけられればいろんな健康被害が起こりうると考え、できる限り被曝を抑える必要があります」


多くの食品にセシウムが含まれている現状を前に、私たちはどうすればいいのだろう。

青木氏、矢ケ崎氏、沢田氏が声をそろえて言うのは、国が尿検査を行い、内部被曝の実態を詳細に明らかにすることだ。


「300ベクレルが検出下限のホールボディーカウンターで福島の子どもたちを測定し、内部被曝は防げた、などと言う人たちがいますが、尿検査をすれば100倍の精度でセシウムが検出されます。食べ物も十分に気をつけて、子どもたちを守らないといけません」(矢ケ崎氏)


家庭でもできる対策はないのだろうか?

 

放射性セシウムとストロンチウムを減らす基本的な調理法は(1)表面についた放射性物質を洗って取り除く、(2)水溶性放射性物質を塩の浸透圧等で取り除く、というもの。


筆者は今回、18ベクレルが出た干しシイタケを煮込んだところ、約6割のセシウムが煮汁に移行した。

 

国が事実に反して食の安全神話をつくり出そうとしている限り、こうして自衛するしかないだろう。








3週間後『東北、関東の太平洋は死の海となる』

「かなり深刻で切迫している」


31日の定例会見でこう懸念を示した、原子力規制委員会の田中俊一委員長が、


のんきに【夏休み入り】したようです。



こんな緊急事態に、安倍首相も2回に分けて、11日間もの夏休みを取るらしい。






2013年7月30日 


総理官邸からの発表「福島県の一部の農作物の出荷を差し控えるように」


と事実上の出荷禁止令を出したようです。


しかし、何食わぬ顔でスーパーには福島産の食材が陳列されています。


身内には危険だと言い、国民には安全だと言うありさまです。






住民票を福島に置いたままで、一時的に学校ごと地域ごと避難する


「サテライト避難」はできないものかと、ある父親が質問した。


すると現地対策本部・住民支援班の佐藤暁室長(経産省出身)から耳を疑うような回答があった。


「自己の判断に基づいて避難して頂くのは結構ですが、国が安全だと認める所については、強制することなく留まって頂くことを施策としてやっていく。」


言い放った経産省出身の役人には怒号が浴びせられた。 


「福島県民はモルモットか?」「撤回しろ」・・・


それでも役人は顔色ひとつ変えなかった。


http://genjitsu.jp/archives/589






【ある福島の方の声】


福島を忘れないで下さい。


でも福島に来ないで下さい。


福島のものを食べないで下さい。


皆さんが福島に観光にいらっしゃると、子供が逃げられなくなります。


福島のものを食べると、福島の子供達が放射性物質を食べる事になります。





【泊原発廃炉訴訟第6回口頭弁論】


高校2年生の戸苅春香さんの意見陳述。


「自分だけいい思いをして、子供も未来を汚しても平気なんですか。罪悪感もないんですか。恥ずかしくないんですか。未来はあなた達のものではありません。私たち子供のものです。」

http://blog.goo.ne.jp/broh-gldoe/e/01851bf0e1deb23119d4f2f06b9d4413






国や政府は、東北の事をなかった事のように考え、見捨ててます。


原発事故の収束が出来ないのに、近隣地域の復興などありえません。


水源が汚染された地域で生産された、全ての食物や商品も汚染されることになります。






震災復興イベントも、福島の人を現地に足止めさせる行為になっているかもしれません。


いい加減、地域に住民を足止めをさせる全ての行為をやめて、


福島から順を追って遠方に避難をさせる意識が持てないでしょうか?


危険は迫っているようです。


鈴木寛と言う人は・・・

鈴木寛・文科副大臣(当時)は2011年3月16日に「SPEEDIデーターの公表をするな」と提案し、多くの被爆者を出してしまった人物です。と同時に、311前まで年間の被曝量限界1mSvを、20mSvと20倍に引き上げてしまった方です。



鈴木寛からの緊急メッセージ「どうしても言いたいことがあります。放射能に関して誤った理解にもとづいて過度に不安を煽る人がいます」


放射能については、過度に慎重なる位で丁度良いと思います。軽視して被曝してしまえば死ぬしかないのだから。

あなた方が唱える安全神話のおかげで、日本人は神風などと世界中から笑いものにされ、福島の人達は情報を操作されて虫の息です。悪魔の所業です。あなたの言動は!


しつこく握手を求めたら、嫌がられてペットボトル?で暴行?されたらしいが・・・たいした怪我でもないのに、額に過度な絆創膏を貼るんじゃないよ!



放射能は安全と唱えた東電役員や御用学者は、雲隠れしてしまいましたが、

彼は未だに世界中を敵にしながら、放射能は安全だといっています。

無知か?確信犯としか考えられません。


絆創膏を貼って、悲劇のヒロインを演出をする人を信用は出来ません。

そして、こんな人に投票する人は同罪です。





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