みなさんは詩の本をご覧になることはありますか?
先日、とってもすてきなご本が出版されたのでご紹介します。
- 十字を切る花/渡辺 陽子
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
この本の作者の渡辺陽子さん(ペンネーム 水無月ようこさん)は、わたしが愛読していた『詩とメルヘン』という雑誌の常連さんでした。
この『詩とメルヘン』はほんとに不思議な雑誌で、詩の常連さんも初投稿さんも、プロのイラストレーターさんも新人さんも、そして読者も、分け隔てなく、みんながお仲間だという意識を持っていたように思います。
そんな中で、わたしも水無月さん(と呼ばせていただきます)とお知り合いになる機会をいただきました。
『詩とメルヘン』が惜しまれつつも休刊となり、その後、水無月さんは産経新聞の「朝の詩」のコーナーでもご活躍されるようになりました。
わたしが忙しいなどと言い訳しているのにもかかわらず、いつも温かい言葉をかけてくださり、お気づかいくださる、そんな方です。
花を愛し、自然の小さな変化に心を寄せる…
今回、出版された『十字を切る花』はそんな水無月さんのお人柄があちこちにあふれている、優しい詩のご本です。
詩の本というと「難しいのでは?」と思われる方も多いとおもいますが、そんなことはありません。
わたしはににと一緒に読ませていただきます。
ぜひたくさんの方に読んでいただきたいご本です。