ブログネタ:どうしても取り戻したい落し物ある?
参加中「落し物」ではないのですが、10年以上たった今もあきらめきれない「失くしもの」があります。
それはわたしが職場の同僚だった人の結婚式に行ったときです。
夕方からの披露宴が終わって、その日は一緒に出席した友達の家に泊めてもらいました。
そして翌日、電車に乗って1時間半ほどの実家に帰る途中、疲れていたわたしは電車の中で爆睡してしまいました。
忘れ物の多いわたしは、いつもなら大きな鞄でも網棚には乗せたりしないのに、その日に限って乗せてしまいました。
もうすぐ降りる駅というところで目を覚まし、自分の真上の網棚を見上げたら
な、ない!!
ボストンバッグが消えていました…
何が起こったのか、寝ぼけた頭ではすぐに理解できず、でも降りる駅はもうすぐそこ。
茫然としているわたしに、向かいに座っていたおばさんが、
「とりあえず駅員さんに言って、電車や駅を探してもらいなさい。それから交番に行くのよ!」
と言ってくれました。
手には読もうと思っていた文庫本が1冊としおり替わりに使おうと本にはさんでいた切符だけでした。
披露宴の帰りだったので、前日着ていたドレスのようなワンピース、母から借りたアクセサリー数点、それにいつもなら絶対に手元に置いておくお財布や家と車の鍵も鞄の中…
ほんとに泣きたくなりました。
警察に被害届は出したものの、けっきょく空の鞄すら見つからず…
自分の失態を悔み、なにより人のものを盗んでいった人に心底腹が立ちました。
でも後悔先に立たず…
それからはどんなに眠くても手荷物は絶対に手放さず、少々料金がかかっても特急に乗るようにしました。
今は実家も引越し、その路線に乗ることもありませんが、今でも車内に差し込む午後の日差しと生ぬるい暖かさを覚えています。
かなりあきらめきれない失くしものの数々です。