「辻切り」とは言っても、お侍さんがやるあれではありません。
この辺りの伝統行事で、藁で作った大蛇を町の入口(辻)に掲げて、悪いものが入ってこないように遮断する(切る)ものだそう。
ににの学校では毎年、4年生がこの辻切りについて勉強して、自分たちでも蛇を作ります。
子どもたちでは大変なので、お手伝いのお母さんも参加。
わたしも今日はお休みだったので、朝からお手伝いに行きました。
まずは蛇の頭から作っていきます。
一本の藁を半分に折ったものを縦糸に見立て、そこに横糸のように10本の藁をわたして編んでいきます。
子どもたちは前もって授業で教わっていたようで、頭ではわかっているけど、編むのはできない、という感じ。
いろんな頭の蛇ができました。
頭の部分を2つ作って、上下に合わせ、舌になる三つ編みの藁をはさんで結びます。
子どもたちが用意していた舌は2つ。
辻切りは2枚舌でした。
それから胴体作り。
頭を作るのは一人ずつ、それぞれの作業でしたが、胴体は3人ひと組で編んでいきます。
こちらはお母さん中心で。
頭の部分を吊るし、3人で1、2、3と声を合わせ、ねじりながら藁を編み込んでいきます。
飛び出した藁が螺旋状になっていて、なかなかの迫力。
そしてできあがったににの辻切りです。
かわいらしい目と、びわの葉の耳(にには片方落としたらしい…)がつきました。
怖いというより、なんだかちょっと愛らしいお顔。
お願いごともついています。
お医者さんになる。
空手で黒帯(5段)になる。
家族みんなが健康でいられれますように。
最後のだけちょっとお願い調。
さっそく玄関に飾っておきました。
きっと我が家に入ってこようとする悪いものを切ってくれることと思います。


