今から6年前、ににが入園した頃のことを思い出しました。
入園前の説明会も、入園式当日も、見慣れぬおもちゃに夢中でわたしには見向きもしなかったにに。
入園2日目も、ほかの子たちがママと離れるのを嫌がって入り口で泣いていても、その横をすり抜けて、後ろを振り返りもせずに行ってしまいました。
そして、お迎えの時。
年少さんは慣れるまで、げた箱ではなく園庭に面したお教室でさよならになります。
出入り口から1人ずつ順番に出てくるのですが、最初の子(確か女の子)が
「マァ~マァ~!!!」
大泣きで飛び出してきました。
2人目も
「ウワ~ン!!」
泣きながら出てきました。
3人目がにに。
ごくごく、ふつーに出てきました。
先生にさよならを言うわけでもなく、泣くでも笑うでもなく…
ににらしい、らしすぎる。
そして入園3日目。
またわたしを振り返ることなく、お教室に入ったにに。
お迎えもけろっとしてるんだろうなぁ。
先生がドアを開ける前から、1番前にににの姿が見えます。
(今日は1番に出てくるんだ。)
そう思っていたら、先生がドアを開けたとたん、
「マァ~マァ~!!!」
両手を広げ(「抱っこして!」の形)、
うそ泣きして飛び出してきました。
前日のお友達の様子を見ていて、まねしたの???
もちろん涙は出てないし、その直後はけろっとしてお庭で遊び始めました。
次の日も、そのまた次の日も、ににはポールポジションを取り、1番にうそ泣きして飛び出してきました。
毎日毎日続くので、ママたちの間でもすっかり名前と顔を覚えてもらえました。
そして何ヶ月も後まで
「そういえばににくん、毎日1番に泣きながら出てきたよね~!!」
と言われていたのでした。
ほんとはうそ泣きだけどね。
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ににの小さかったころのことを思い出したら、忘れないうちに残しておきたいなぁと思います。