こんにちは
nininini店主、久保山です。
1歳のチワワと暮らしています。ご来店されるお客様と同じく私もいち飼い主。
愛犬のあれやこれやで不安、悩み、喜び、悲しみを日々感じています。
そこで当店のブログの中でいち飼い主である私の個人的な気づきや気持ちなどをたまに綴っていけたらと思います。
「こんな飼い主もいるんだな〜」
「自分と同じような考え方してるんだな〜」
というような「いち飼い主目線」で読んでいただけたら幸いです。
愛犬「プッチ」を迎えてから
愛犬「プッチ」を迎えてから早いもので一年が経とうとしています。思い返してみるとたった一年ですが色んなことがあったような、なかったような。色々あったはずなんですが、ありすぎて細かく覚えていないというのが事実でしょうか。
お陰様でプッチは元気に職場のオフィスで暴れまわっています。
迎える前の不安
プッチを家族として迎える前はやはり不安でした。
「自分が幸せにできるのか」
「自分がふさわしいのか」
など、自問自答しました。実際にワンちゃんを家族として迎えているオーナーにも相談しながら考えて、実際に会いにいきました。
初対面
実際にプッチに会いに行く日は楽しみで仕方なかったですね。どんな反応を示してくれるのかワクワクしていました。
最初に出会ったときは本当に小さくて、手のひらサイズと言っても過言ではありませんでした。小さな身体で一生懸命私に訴える姿を見たら可愛くて仕方なかったです。もちろんまだ不安はありました。
「可愛いから」
という理由だけでは家族として迎えられないと自分に言い聞かせていました。そして悩んだ結果、プッチを迎えることにしました。
私の家族やオーナーの協力も得られるので迎えようと決断できました。
迎えてしばらくは
プッチは兄弟犬に比べても身体が小さく、親犬の大きさから見ても本当に小さな子だと思えるほどでした。
最初はちゃんと食事をして大きくなってくれるかどうかが一番の不安でした。最初にいただいたフードと栄養を補給するトッピングを合わせて与え、いつも心配で
「食べてくれるかな」
「あんまり食べてないな」
と思いながら様子を見ていました。少しずつですがご飯を食べてくれ、体重も増えていったので安心しました。
初めてできたお友達
オーナーの家族であるチワワの「のん」ちゃんと初めて対面したときは緊張しました。職場でよく顔を合わせるであろうのんちゃん。のんちゃんもそんなに他の犬と仲良くするタイプではなかったので、プッチと仲良くできるか不安でした。
ただその不安は全く無駄に終わりました。のんちゃんが歩み寄ってくれたんです。もちろん初めて顔を合わせていた時は警戒していましたが、しばらくするとプッチと遊んでくれたんです。
たまにプッチが激しすぎて、のんちゃんから叱られることもありますが、いつも一緒に楽しそうに遊んでいます。プッチは間違いなくのんちゃんのことが大好きです。
突然の下痢
プッチがまだ身体が小さいころはアレルギーや苦手な食べ物なども全く分からず、すべてが手探りでした。
ある日プッチが下痢をしました。特にご飯を変えたり、特別食べたことないものをあげた覚えもなく、原因がわかりません。
しばらく様子を見ているとあることに気がつきました。それは豚耳のおやつ。プッチは噛み噛みすることが好きだったので、たまに豚の耳のおやつをあげていたんです。
もしかしたら、と思い豚耳おやつをあげるのをやめると下痢が治まりました。
突然泣き叫ぶプッチ
ある日、何をキッカケにするでもなく突然泣き叫び怯えるプッチ。
あの時は本当に不安でした。触ろうとして手を伸ばした瞬間、触れる前に泣き叫んだり、お散歩中に突然泣き叫んだり。
共通して明確な原因が分かりませんでした。いくつか病院をまわって、背中か背中の神経を痛めているかもしれないということで落ち着きました。
サプリを与えつつ、背中と腰に負担をかけないような環境作りをして、今では症状がなくなりました。
命に関わる病気かもしれないとある病院で言われ、涙することもありましたが、そうではなかったようで安心しました。
ワンちゃんをこれから迎えるかたへ
一年の間に私とプッチは色々なことを経験しました。これからも色々な経験をしながら一緒に歩いていくと思います。そこでこれからワンちゃんを迎える方、迎えたいと思っている方へ私なりにお伝えしたいことをここに綴ります。
自分に子供ができたのと同じ
ワンちゃんを迎えるということは分かりやすくいうと自分に子供ができたと考えると想像しやすいのではないでしょうか。
幼い子どもは体調を崩しやすかったりすると思います。また食事も離乳食などから初め、成長するにつれて大人と同じ食事をしたり。
わんちゃんを迎えるのも感覚的には同じではないでしょうか。子犬の頃は下痢をしやすいとか、パピー用のご飯を食べさせたりします。アレルギーがあるか分からないので、食べさせるものも慎重になります。
ご家族しか頼れない
ワンちゃんにとってはご家族しか頼れる人はいません。ご家族しかワンちゃんの普段の様子は見れないし、体調を崩したりしたときもご家族しか頼れません。
仕事があっても、用事があっても、何があっても、ワンちゃんにはご家族しかいないんです。頭で理解はしていても、これだけは肝に命じておく必要があります。
もし一人暮らしの方でワンちゃんを迎えた場合、仕事中やプレイベートでの用事などの最中、ワンちゃんはどうしているでしょうか。
ずっと家の中で何時間も一人で過ごす。人のように趣味に時間を費やしたり、お出かけしたりなんてできません。一人遊びするか、寝るか、ワンちゃんの気持ちは想像しただけで理解できるのではないでしょうか。
愛犬のために健康で
上記でお話したワンちゃんにはご家族しかいないということ。その話の続きになるかもしれませんが、唯一の家族である限り、飼い主も健康でいなければいけないと思います。
体調を崩して倒れてしまったり、もし長期入院なんてことになれば取り残されたワンちゃんはどうなるのでしょうか。ご飯も食べれず、飼い主のことをずっと待ち続けるでしょう。想像しただけで涙が出そうになります。
愛犬と人の時間は違う
愛犬と一緒にいられる時間はそれほど長くありません。それも必ず覚えておかなければなりません。遊んであげる、一緒に出かける、一緒に寝る、人もそうですが永遠に続くことはありません。
愛犬との予定を「また今度で良いかな」はできるだけ避けてあげたいですね。
常に愛犬目線で考えて
人にとって大したことないことでも、愛犬にとっては大きな問題になることは多々あります。
例えば、フローリングを歩いたり、段差を登ったり、2本足で立ったり。これは人にとっては何も問題はないでしょうが、愛犬にとっては大きな問題になりかねません。ヘルニアや足の怪我などに繋がる危険性があります。
真夏のコンクリートを歩くことは人は靴を履いているし、そこまで問題ではありません。でも愛犬にとっては熱せられた鉄板の上を裸足であるくようなもの。
このように人目線ではなく、愛犬目線で物事を考えていく必要があります。
愛犬のペースに合わせて
愛犬それぞれに個性があり、性格も体格もそれぞれ違います。そこでしつけや社交性を育てるのも大事なのですが、愛犬のペースを考えてあげてください。
しつけにこだわり過ぎて愛犬がストレスを抱えたり、怯えてしまうなんてことも可能性はあります。無理やりしつけ教室に連れて行ったり、他のワンちゃんと仲良くして欲しいからと無理やりでも関わらせたり。
人も同じですが、何かに過剰になりすぎるのは危険です。まずは愛犬のペースを見ながら少しずつ一緒に歩いていきましょう。
子育てと同じで学びながら前進
私もまだまだ飼い主として褒められたものではないかもしれません。ただ初めから完璧に愛犬と向き合える人はいないでしょう。日々勉強しながら、経験しながら愛犬もご家族も幸せに過ごせたら良いと考えます。
健康でずっと一緒に過ごせるご家族と愛犬が増えることを願い、最後とさせていただきます。長々と読んでいただきありがとうございました。
nininini店主。