ヨモコが亡くなって 5年経ちました



ヨモコへ

今 ニーニーは5歳で
体重は5.5キロだよ
きかんぼうだけど
元気にしてます


ボランティアにも
行ってます


頑張ってるボランティアさんに
微力ながらも
ご支援してます



ヨモコのこと
一生忘れないからね






2017年9月28日に書いたブログです

一昨年9月28日  野良猫だったヨモコは
TNRのために 避妊手術をして
麻酔からさめたあと ショック状態に落ち入り
急激な血圧低下から 夜9時亡くなりました
   (享年  4〜5才)

ヨモコという名前は 近所の人の話しで 
ヨモコの母猫が ヨモと呼ばれてたとのことで
私が勝手に つけました。

ヨモコはうちの近所で
5匹の赤ちゃんを産みました。

うちの周りは、獣道になってるので
ヨモコ母さんが通るとき
そばに行くと
ウー  シャー  今にも飛びかからんばかりな勢い
私は怖くて 近づけませんでした。

そんな ある日
ヨモコが子供たちを置いて
いなくなりました。

子供たちも人間を警戒して
そばに近づけません。

そして ある日 見た光景…
5匹の子供たちは
ハトをむさぼるように 食べてました。

うちの裏には 自営業を営んでる
大きくて、広い土地もあるおじさんがいて
その方は動物大好きで
ハトにエサをあげてるので
たくさんのハトがいるのです。

それを見てから 私は
その子供たちのエサやりさんになりました
1匹、そして1匹といなくなり
結局最後の1匹も 来たり来なかったり…

ある日、ちょっと遠い所で
ヨモコを見かけました。
サビ柄で、毛がちょっと変わった色合い。
そして、鼻の横にホクロみたいのがあるので
すぐ わかりました。
テリトリー  広いな〜

近所に住む妹がヨモコがきて
私に少しだけスリスリしてきたと言います。

『私』  まさか〜  あのヨモコが?

『妹』  何か お腹 大きいかも…

『私』  えーーっ?

そして5月中旬

『妹』 多分 産んだわ

ヨモコ母さん、お腹も少しへこんで
食べてなかったのか
カリカリをバクバク食べてます。

それから2ヶ月弱
子猫が2匹 ヨモコと一緒に
やってきました。
1匹は、あっと言う間にこなくなり
もう1匹は、妹に懐いてきました。

ヨモコも妹に だいぶ懐いてきたので 
避妊手術をしたほうがいいと2人で話し
子猫は、うちで引き取ることになり
毎日毎日、子猫の所に行き
ようやく 私にも懐いてきました。

その子猫が今、うちにいるニーニーです

今でこそ、TNRという言葉が
知られてきましたが
当時は、野良猫の避妊手術やってくれるのかなと
私には、わからないことだらけでした。

ある動物病院では
捕獲器は貸しますが
手術後は すぐ元の場所に戻してと言われ
大丈夫なの?と 思いました。

気がつけば 9月
何とヨモコのお腹が少し大きくなってる
今考えると、本当に無知だった私…

うちが代々お世話になってる動物病院に
電話すると 2週間後しか空いてないと言われ
予約しましたが
大きくなっていくヨモコ母さんのお腹の子に
ごめんねと言うしかありませんでした。

手術当日 キャリーバッグにヨモコを入れて
一泊入院のお願いをしてたので
病院に連れて行きました。

思ったより 全然落ち着いてる。
よかった〜
明日、迎えにくるからねと言って帰宅。

ヨモコは多分、妊娠出産を何度も繰り返して
いたと思うので
これ以上不幸な命が増えないようにと思うと
同時に、もし私にも懐きそうなら
うちに迎えてもいいかなとも
考えてました。

夕方 5時 動物病院から電話がきて
ヨモコが急変して 今、点滴してるが
暴れてますので、今これますか?  と。
何で? 言ってることがよくわからない…

とにかく妹と病院に行くと
ヨモコはすごく苦しそうにしてます。

先生の話しによると
お腹の子は 妊娠後期で
麻酔がさめた後、術後の痛み
知らない場所、知らない人たちがいて 
生粋の野良猫ヨモコにとっての
精神的ダメージが大きく 暴れて
それにより 急激な血圧低下で
体温も35℃しかないとのこと。

とにかく 連れて帰り 暖めて下さいと言われ
妹の家でペットヒーターと
お湯を入れたペットボトルで暖めて
たくさん声をかけました。

苦しそうに 何度も寝返りをうち
そして 段々動かなくなり
PM 9時   亡くなりました

ヨモコのためと思ってしたことが
最悪の結果になってしまった

私はたくさん たくさん 後悔しました

もっと早く避妊手術をしてくれる
病院を探せば よかった…

避妊手術なんて しなければよかった

ヨモコとこの世に産まれてこれなかった子に
対しての懺悔の気持ち…

今更 悔やんでも
どうすることもできないけれど
謝ることしかできなかった

火葬して 小さくなったヨモコは
いつもいた所に 埋めました
ここが一番 いいよね…

今でも 後悔してます。
どんなに後悔しても
ヨモコはもう 戻ってきません

今、私にできること

ヨモコの子供のニーニーを一生面倒見ること

頑張っているボランティアさんに
微力ですが、支援すること

そして今、自分がお手伝いしている
猫色protectionむろらんのお掃除ボランティアを
一生懸命やること

それがヨモコと
この世に産まれてこれなかった子たちへの
せめてもの償いだと思っています。

探しましたが ヨモコの写真見つかりませんでした
ヨモコの子供のニーニー
2才5ヶ月に なりました

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